赤司様はたった1人のメイドに甘えます【赤司征十郎】

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NO side




『はい。

お好きなように呼んでください。』






紫原「赤ちんとAちんって仲良いよね〜。」





赤司「あぁ、そうだな。

正直なところ、他の使用人や父よりは仲は良い。」





『まあ、嬉しいですね！

私も実の両親より征十郎様の方が仲が良いと思いますね。』





赤司「そうか(微笑」





『それに私はいつも征十郎様のお写真を持ち歩いていますしね。』






赤司「…は？

初耳なんだか…」






『あ…。

ちなみに盗撮ではありませんよ。』





赤司「じゃあ、なんなんだ。」





『私と征十郎様の唯一のツーショットです。』





赤司「そんなものあったのか！？」





『はい。

見ますか？』





赤司「見たい。」





桃井「私も！」





黄瀬「オレも見たいっす！」




『皆様もどうぞ。』




そうして見せたのは、赤司が小2ぐらいの写真であった。




桃井「赤司君かわいい！！」




『はい。私の日々の癒しでございます。』




赤司「やめろ。A。

恥ずかしいだろ。」




黄瀬「Aっちも幼いっすね！」




『そうですね。

当時はまだ若かったので。』






黒子「あの、Aさんはいつ頃からここで働いているんですか？」





黄瀬「気になるっす！」




『…皆さまはおいくつですか？』





青峰「14！」




『では、14年前ですかね。』





桃井「そんな前から働いてるんですか！？」




『はい。

征十郎様が生まれる一か月前からここで働き始めましたので。』





青峰「ってかAいくつ？」





『24歳くらいですね。』





黄瀬「えー！

オレ17ぐらいかと思ったっす！」





緑間「くらいってなんなのだよ。」





『そんなに若く見えるでしょうか？

私、自分の生まれた年も誕生日も知らないので。』






赤司「そうなのか！？」






『はい。

私の一家は、代々赤司家に仕える身として、苗字も年もいらないとされているのです。』





黄瀬「そうなんっすか…」




『そんなに重くならないでください。

私の一家はその事についてなんとも思っていないですから。』




黄瀬「分かったっす！

あ！妹ってどういう子なんっすか？」





赤司「オレも知りたい。」




青峰「赤司も知らねーのか。」




赤司「あぁ。妹がいた事もさっき初めて知ったよ。」





『別に隠してた訳ではないのですが…





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字数関係で次に行きます。

星が黄色くなりました！ありがとうございます！


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