41 ページ45
宮水said
『征十郎様…征十郎様…』
さっきからあいつのことばっか呼んでるんじゃねーよ
しかも泣いて
…Aって泣くんだな
初めて見た…
こいつを拾って理由聞いた時ですら、泣いてなんかなかったのに…
悔しーが、赤司がよっぽど大切なんだろーな…
「Aー、今言うのはどうかと思うけど、
さっきの話の返事くれねーか?」
俺も本気で好きだし。
あんなガキには渡せーねー。
『…わっ私は旦那様に拾って貰って嬉しかったです。
坊っちゃまにも慕ってもらえて幸せでした。』
それって…
『だから、旦那様には幸せになって欲しいのです。
なので、私なんかと結婚しても幸せになれないと思います。』
「つまり、ノーってことか?」
『…はい。』
「お前さ、偽善者ぶってんじゃねーの?」
『っそんなつもりはありません!』
「あるだろ。
俺はお前といると幸せだから、言ったんだぜ?
お前の想いはっきり聞かせてくれねーか?」
『…私は、坊っちゃまを征十郎様と重ねてしまっていたと思います。
でも!旦那様と過ごした日々は幸せだったのは本当です!』
やっぱり赤司のことが離れねーんだな
「分かった。
返事は今聞いてもノーだと思うから、それは考えておいてくれるか?
で、本題は
お前は赤司のとこに戻りたいのか?」
『…戻りたいけど、戻りたくないです。』
「どーしてだ?」
『今でも捨てられた時の夢を見るんです…
それが、怖くて仕方ないのです…
でも、旦那様をこんな目に合わせてしまった、
旦那様が出て行けと言うなら出て行く覚悟はあります。』
トラウマか…
俺はAの頭をクシャクシャ触った。
「俺はお前のことが好きなんだぜ?
出てけなんて言うわけねーだろ(笑
お前の気持ちに整理つくまでここにいろよ(笑」
Aは驚いたように目を見開いた後、
満面の笑みで“ありがとうございます”と言った
その笑顔が好きなんだよなー…
ー
393人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「黒子のバスケ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アルビノ(プロフ) - ころんさん» それ!!私も夏休みとかに見ようかな!! (2018年6月8日 0時) (レス) id: c366ccc4f1 (このIDを非表示/違反報告)
ころん - wwそれな!!黒バス不足というかなんというか...ww もう一回黒バスを1期から3期まで見直そうかなぁ(´・ω・`)w (2018年6月4日 23時) (レス) id: 830b3257d2 (このIDを非表示/違反報告)
アルビノ(プロフ) - ころんさん» だよね!最近見たい欲が凄すぎてやばい笑笑 (2018年6月3日 10時) (レス) id: 376b2721e2 (このIDを非表示/違反報告)
ころん - あぁー!ごめんよ(´・ω・`)私も全然気が付かなかった。。...確かにぃ!!見てみたい!!大人になって、それから皆でバスケをする!!続編また作ってほしいね(≧∇≦*) (2018年5月31日 20時) (レス) id: 830b3257d2 (このIDを非表示/違反報告)
アルビノ(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» 返信遅れてすみません!私もボートに書きました! (2018年5月5日 19時) (レス) id: 3e617a1142 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:アルビノ | 作成日時:2018年3月21日 21時