大好きな彼らと輝くために･･･

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コンコンッ

亮平「失礼します。」


佐久間が少し驚いた様子で、俺の顔をじっと見ていた。その顔は少し不安そうで……

もしかしたら、さっき泣いてたから、目が赤くなっちゃってたかな…


医者「阿部さん、結果は1週間後になります。今日はもうお帰りになって大丈夫です。あッ、無理はなさらないでください。」

亮平「……はい。先生、俺、なんかの病気ですか？」

医者「先程の検査の結果がまだなのでなんとも言えませんが……」

亮平「せんせ、俺は、なんの病気の疑いがあるんですか？」

大介「阿部ちゃんッ！それは……」

亮平「佐久間はなんか知ってるの？」

大介「……」

亮平「そっか…知ってるんだね。先生、教えてください。お願いします。」

医者「わかりました。でもまだそうと決まった訳ではありませんので。」

亮平「分かってます。」

医者「阿部さんは、白血病の疑いがあります。先程も言ったように、まだ分かりません。あくまで疑いなので。」

亮平「ｿｯそうですか……。でも、疑いですもんね。まだわからないですもんね。そうですか……。ありがとうございました。」

医者「はい。では、今度は1週間後に来てください。」

亮平「はい。今日はありがとうございました。失礼しました。」

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