らぶみー、義勇さん

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しのぶ「さあ、善逸くん、部屋を出ましょうか」

「えっ、ちょ、えっ！？」




義勇さんと二人きりはやばいって！！！やっぱり私今日命日かな！？




しのぶ「それでは、ごゆっくり」



善逸、しのぶさん、退室。






義勇「....」


え、マジで何も喋らないじゃん？え？本気で激おこ？ぷんぷんしちゃってる？？やばい





「あの、義勇さん....？」

義勇「........ なぜこの怪我を負った」

「え？？」

義勇「お前がここまで派手に怪我することは無かっただろう」

「えっ..と。鬼が善逸を狙ったものだから咄嗟に善逸に覆い被さってて、それで脇腹に鬼の爪が....」

義勇「............ なぜ剣を使わなかった」

「使いました！使いました！！鬼の腹部に私の刃がしっかり刺さりましたよ！完治するには3日かかると思います！」






自慢気にそんな話をした。だが義勇さんは相変わらず無愛想




「ほら！助かったんですからいいじゃないですか！ね！」




何とか怒りを宥めようと詰まる言葉を押し出して声を掛けた。身振り手振りをしては元気だという事を示す。すると、手振りしていた腕を掴まれた。




義勇「............ 馬鹿者」



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