らぶみー、義勇さん

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日が昇り鳥が鳴く声が響き始めた。丁度、しのぶさんや隠の人達が駆け付けた。



「善逸を、お願いします」



負傷している善逸を任せてやよちゃんの元へ駆け寄った




「お兄さんを探そう。きっとすぐに見つかるよ」

やよ「ほんと....？」

「うん」




やよちゃんの手を握って、目を閉じる。肌に集中を高めた。密かに奥の木から人の体温を感じ取れた。近寄ってみると、頭から血を流している男の子の姿。



やよ「お兄様！！！」

「すみません！！ここにも負傷してる子が！」



隠の方に報告を済ませ、やよちゃん達家族は無事に救出、すぐさま治療を進めてもらえた。




炭治郎「それにしても、Aさん、あの状況で良く生きてられましたね....」

「ちょ、縁起悪いな！？」

炭治郎「え！？いや、違いますよ！！やっぱり強いんだなあって。上弦の鬼二人も相手にしてかすり傷程度で済んでしまうから」

「そうかなぁ」




改めて褒められると照れるな。



「かすり傷より酷い傷を負わされましたけどね！？」

炭治郎「え！？」

「鬼に唇の初めてを奪われるとは思ってなかった。不覚」

炭治郎「....ご愁傷様です」

「ちょっと！！」





ああ、もう最悪だよぉ。初めては義勇さんにって決めてたのに！！！( 勝手に )



「もうお嫁にいけない」







生きてる中で一番の失態だ



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