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キスをやめて、Aちゃんの目を見てから、首筋に唇を這わせた。
『はぁ……』
切ない吐息を漏らして、俺の腕を優しく掴んだ。
風呂上がりだからか、少し甘い香りのする肌は
俺の下半身を昂奮させるには充分で
俺の欲を爆発させないように、必死に理性を効かせた。
Aちゃんの頭を優しく撫でて、不安にさせないように気をつける。
時々目を見てキスをして、好きだよと伝えながら触れていく。
「服の上から触っていい?」
『うん……』
「触るね……」
緊張で震える手で、初めて触れたそこは、思っていたより大きくて、柔らかい。
優しく揉むたび、Aちゃんの身体が少し跳ねる。
「大丈夫?嫌じゃない?」
『うん。嫌なら言うから……潤のしたいようにして……?』
「分かったよ」
とは言え、自分勝手にしちゃうのは違うから
ゆっくりゆっくり、優しくを心がける。
Aちゃんは俺からの愛撫に、腕で顔を隠してるから、見えないけど
胸を大きく膨らませて、深い呼吸を繰り返している。
もう少し進んでも良さそうだから、服の裾から手を忍ばせると、直接滑らかな肌に触れた。
Aちゃんの身体が軽く捩れる。
「柔らかいね、Aちゃんの。気持ちいい……」
『っ、潤……?』
「ん?……やめる?」
『声出ちゃったら……恥ずかしい』
「俺しか聞いてないから大丈夫。聞かせて欲しいな、Aちゃんの声……」
『っん……』
遠慮がちに小さく漏れた声は、俺の鼓膜にしっかり届く。
もっと聞きたくて、胸の先端に指で引っ掻くように触れた。
『っぁ……はぁ……』
「かわいい声……聞けて嬉しい」
『じゅん、っん……』
「ん?ねぇ、服脱がせても大丈夫?」
『っ、潤も脱ぐ……?』
「もちろん。俺から脱ぐね」
Aちゃんから身体を離して、服を脱ぎ捨て
Aちゃんのパーカーのジッパーを開けてゆっくり脱がすと
その下はキャミソールで、綺麗な鎖骨と、白すぎて透けてしまいそうな肌が目に飛び込んできた。
キャミソールの裾を持って脱がすと、背を俺に向けて、思ったよりぷにぷにの腕で胸を隠している。
「綺麗だよ、A」
『恥ずかしい……』
「暗いから大丈夫だよ」
そう言いながら、Aちゃんを俺の方に向けさせて、抱き寄せる。
『潤……』
「大丈夫。一緒に気持ち良くなろ?」
『はいっ……!』
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作者名:鈴 | 作成日時:2020年12月16日 14時