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『わぁ、すっごい日当たりいいね！！』
「そうだよ。窓が大きいおかげでカーテンしてても朝眩しいよ(笑)」
『だろうねぇ。すごーい。なんでも大きいね』
「そう、ベッドも無駄にでかいから、寝相悪くても大丈夫」
それにAと2人で寝ても充分余るくらい。
俺の話に耳を傾けながら、角にスーツケースを寄せてるA。
『翔くん、お鍋だけとりあえず出しといて良い？』
「そうだな。置いてくるわ」
『お願いしまーす』
Aから鍋を受け取ってキッチンに置いておく。
ベッドルームに戻ると、きちんと畳まれた着替えを出して着る順番に並べてた。
「A？シャワー、浴びてこいよ。疲れただろ。パジャマ？は俺ので良いんだよな？」
『あ、うん。かーしーてー♡』
「いーいーよー♪」
『ん〜。この匂い！大好き！じゃあ借りるね？』
「はいはい、バスタオルとか全部勝手に使っていいから」
『ありがと！』
「ほい、いってらっしゃーい」
パタパタとスリッパを鳴らして俺のパジャマを大事そうに抱えてシャワーを浴びに行くA。
パジャマは俺のが着たいっておねだりされたから用意しておいたんだよね。
本当は今すぐ裸にして抱きたいところだけど(笑)
さっき服出してる時に、そっとAを見たら、ため息ついてたからさ。
疲れてるのに、俺だけの都合でするのはAが可哀想だから我慢。
Aの滞在日数は4日。
Aの甘い身体を堪能するには足りるかどうか……(笑)
・
Aを迎えに行く前にシャワーを浴びた俺は、Aがシャワーを浴びてる間に部屋着に着替える。
『翔くん、ありがと！ね、ドライヤーどこ？』
「あ、乾かしてやろうと思って。ここ座って？」
俺がソファーに座って足を開いたところにをA座るよう促す。
『翔くんに乾かしてもらうの久しぶりー！嬉しい！ありがと！』
なんて俺の方を向いて足の間に座る。
「いや、乾かしにくいんですけど？」
『翔くんの顔見たいんですけど？』
「しゃあねぇな(笑)」
髪を乾かしてやると、時々目を閉じて気持ち良さそうな顔をしてくれる。
可愛いなぁ、もぉ(笑)
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作者名：鈴
| 作成日時：2015年12月14日 2時
