41/襲撃編:反撃しない理由 ページ41
突く。かわす。打つ。シールドを張る。
この繰り返しで一方的な攻防戦になっていた
壁や柱などを使って軽やかにかわしていくが弾丸などには掠ってしまい、眉を潜める
線路へ出れば米屋が攻撃して来たため槍の上に乗ってかわす
「うぉ!」
『‥‥‥』
完璧にAの間合いであり、米屋に反撃できる絶好のチャンスであったが何故か攻撃しない
それどころか素早く離れ、三輪の撃ってきた弾をかわす
「挟んだ!」
『
地面に印を出し、勢いよく屋根を突き破って飛び上がる
『狭いとこだとめんどうだな(‥‥右!)』
チカッとビルの上からスナイパーらしき光が見えたため宙で体を捻って回避する
──が、かわし切れず右腕を失ってしまう
(‥‥警戒はしてたけど、思った以上に手強いな。
『
「あーあ。やっぱ
「(‥‥そうだ。空閑にしてはおとなしすぎる)空閑はなんで反撃しないんだ?空閑の強さはあんなもんじゃないはずだろ」
今までも何回か反撃できるチャンスは会ったそれなのに何故反撃をしないのか
隣にいたチビレプリカに聞く
「ふむ、私が考えるにその理由は二つある。
まず一つは、単純に相手の位置取りがうまい。
近付くときは絶えず片方がAの死角に回り込み、Aが一方を相手にすればもう一方がすぐにその隙を突けるように動いている」
そのためさっき広い場所に出たが読まれており、スナイパーに狙撃されてしまった
だがこれだけではAが反撃しない理由には不十分だ
「Aが反撃しない二つめの理由はオサムの立場を考えているのだろう」
「ぼくの‥‥?」
「オサムがせっかくB級に上がったのに自分を匿っていたせいでそれが無になるかもしれない。
そう思って平和的に交渉しようと試みたが、相手は聞く耳を持たなかった。
オサムの立場を悪くしたくはないが、かといっておとなしく殺されるわけにはいかない。
いまAは“いかに穏便に相手を無力化するか“を考えているだろう」
「穏便に‥‥‥」
修と千佳はジッとAの戦う姿を見つめていた
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マーマレード(プロフ) - 林檎?さん» ありがとうございます!!受験終わったのでこれから頑張ります!!目指せ!アニメ追い越し!!(まだボーダーに入ってすらない) (2021年3月24日 23時) (レス) id: 4eefa391b4 (このIDを非表示/違反報告)
マーマレード(プロフ) - イチゴさん» コメントありがとうございます!!楽しみに待ってくださってる分更新頑張りますね!これからもっとキャラ達と絡ませていこうと思うので待っててください! (2021年2月25日 20時) (レス) id: 4eefa391b4 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ - 遊真成り代わりしかも愛され最高です!!!続きが楽しみです。 (2021年2月25日 9時) (レス) id: 5b2dfbf1b2 (このIDを非表示/違反報告)
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