27/イレギュラー門編:イルガー迎撃 ページ27
.
Aが橋へ到着する頃には木虎はワイヤーを使ってイルガーの上へ上っていた
イルガーの上を見て木虎は思う
「空飛んでるだけあって上はがら空きね」
『‥‥とかキトラが考えてたらやばいな』
「そう考えるのも不思議ではない」
レプリカと話しているとイルガーの背中が爆発音とともに光った
どうやら木虎に攻撃を仕掛けたらしい
だが木虎はその攻撃を読んでいたらしく無傷でイルガーを仕留めた
その様子にAは感心する
『キトラ思ったよりやるね。イルガー墜としたぞ』
「しかし‥‥そうなるとまずいな」
ゆっくりと墜ちていくイルガーは突然目を閉じると背中から大量に爆弾を出す
そうしてそのままゆっくりとではあるが確実に街へと墜ちて行っていた
それを見てAはトリガーを起動する
『オサムの頼みだ。行くぞレプリカ!』
「承知した」
トリオン体になるとAはイルガーに向かって走っていく
「イルガーは大きなダメージを受けると付近で最も巻き込める人間の多い場所目掛けて落下。
全ての内蔵トリオンを使って自爆する」
『わかってるよ。だから落ちる前に空中でドンだろ?キトラに見つかんないようにしなきゃな』
「いや、それではだめだ」
『‥‥!?』
レプリカが言うにはAのトリガーで何かを破壊すればそのトリガー特有のトリオン反応が発生し繰り返せばボーダーに感知されやすくなるらしい
それではイルガーは倒せないとAは顔をしかめる
「そうでもない。キトラがイルガーを爆発状態まで追い込んでくれた。今なら攻撃しなくともイルガーは倒せる」
『あ、そっかじゃあ人がいない所に落とせばいいのか‥‥じゃあやることは決まったな。たのむぞレプリカ』
「了解だ」
レプリカはにゅっと出てくるとものすごい速さでイルガーへ向かって行った
一方そのころ修はイルガーがこっちへおちてきているため急いで避難をするよう指示していた
また、木虎はイルガーの背中で爆弾を破壊しようと必死で攻撃をするも傷一つ着かない状況に焦っていた
両方がパニックになっている中Aとレプリカは印を発動する
『『鎖』印(チェイン)三重(トリプル)』
片方は柱から、もう片方はイルガーから鎖を出しその二つの鎖をつなげる
『よし。つかまえた
『強』印(ブースト)七重(セプタ)』
自身を強化すると鎖をおもいっきり引っ張りイルガーを川へ落とす
そしてイルガーは爆発する
『よし、任務完了』
28/イレギュラー門編:心当たりとサイドエフェクト→←26/イレギュラー門編:今の自分にできること
124人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
マーマレード(プロフ) - 林檎?さん» ありがとうございます!!受験終わったのでこれから頑張ります!!目指せ!アニメ追い越し!!(まだボーダーに入ってすらない) (2021年3月24日 23時) (レス) id: 4eefa391b4 (このIDを非表示/違反報告)
マーマレード(プロフ) - イチゴさん» コメントありがとうございます!!楽しみに待ってくださってる分更新頑張りますね!これからもっとキャラ達と絡ませていこうと思うので待っててください! (2021年2月25日 20時) (レス) id: 4eefa391b4 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ - 遊真成り代わりしかも愛され最高です!!!続きが楽しみです。 (2021年2月25日 9時) (レス) id: 5b2dfbf1b2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ