私の時が止まるまで【ワールドトリガー】

20/学校編：嵐山隊 ページ20

「嵐山隊だ‥‥‥！」



「Ａ級隊員だ！」





「到着が遅れて申し訳ない。負傷者は？」



「今確認できました！全員無事です！」



全員無事と言われホッと安堵する嵐山隊の隊長、嵐山准。
すでに倒されているバムスターを見て一体誰が倒したのかと言う




その言葉を聞いたAは修にお手柄でほめられるか行きなよと言うが、修はほめられないよ。と言った




「空閑には言ってなかったけど‥‥ぼくはまだ訓練生だ、基地の外でトリガーを使うことは“許されてない“。ぼくがやったことは隊務規定違反‥‥多分厳罰処分だ。」



Aは修の言葉に何だそれ。と思い修に声をかけようとしたが、周りの人をみて修が倒した事に気づいた嵐山によって阻止された




「きみか‥‥？」



「Ｃ級隊員の三雲修です。ほかの隊員を待っていたら間に合わないと思ったので‥‥‥自分の判断でやりました」



「Ｃ級隊員‥‥！？」



修の言葉に驚く嵐山隊。周りはＣ級と言われてもよくわからず首を傾げていた



目線を落とした修に嵐山は近づくと


「そうだったのか！よくやってくれた！！」


と彼の肩を掴み感謝を述べてきた
てっきり怒られる物だと思っていた修は想像していた言葉と真逆の事を言われたので顔をあげ嵐山の方を見る



「‥‥‥えっ？」



「きみがいなかったら犠牲者が出ていたかもしれない！うちの弟と妹がこの学校の生徒なんだ！」




そう言うなり弟妹を周りから見つけると福！佐補！心配したぞ！！と二人に泣きながら抱き着いていた



『‥‥ほめられたじゃん』


「‥‥‥‥‥」



嵐山の言葉と行動に追いつけずずっとポカーンとしている修に、Aは良かったねと声をかけるのであった

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