私のヒーロアカデミア少女と運命の刃６章 (ページ41)

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290話　対等する力ページ41

波動「通形さァーねえねえ聞いて、通形さー強くなったよね」

天喰「ミリオは子どもの頃から強かったよ……ただ…「あれ〜？おかしいな？」！」

通形「虹美ちゃんの姿が見えないんだけど…？」

轟「あれ？虹美の姿がねえ…」

相澤「ん？さっきまでいたはずだぞ？」

周りを見渡してもその姿はなかった。そのとき

ｽｯ

通形「危ない…！」

虹美「油断しましたね、通形先輩」

轟「いつの間に！」

波動「ええ〜〜消えたのにいきなり現れた！不思議」

天喰「消えたのに現れた…まるで忍者だな…」

通形「全く気づかなかった、驚いたよ」

虹美「それもそうですよね、あのとき私は気配を消したのですから…」

それは緑谷くんが腹パンされたあと…

虹美「……忍法…木の葉隠れ…」ﾌｯ

体育祭で騎馬戦のときに見せた、風を纏わせて隠れる技を、隙を見て姿と気配を消したのだ

通形「まさか姿が消えるとは思わなかった」

虹美「さぁこちらから行かせて貰いますよ！」ｷﾞﾝ

通形先輩は個性ですり抜けようとした途端…

通形「！個性が使えない…」

虹美「ここだ！」ﾄﾞｶﾞｯ

私は通形先輩に回し蹴りをくらわせた

相澤「まさか…力を発動してるのか？」

波動「見て見て天喰くん！虹美ちゃんの目、光ってるよ！」

天喰「！」

虹美「(個性が使えないのは、「無効化」を発動しているから、発動させるには、集中力と気迫！)」

私は通形先輩に組手を仕掛けて戦い、「無効化」を発動する

通形「ぐっ…やるな…」

虹美「まだまだ！」

轟「凄いな虹美、通形先輩と対等に戦ってやがる」

相澤「おいお前ら起きろ、優威との戦い見とけ」

緑谷「え！？虹美さん！！？」

麗日「…普通に戦えてる…」

常闇「早すぎて見えない…」

切島「すげえ、俺たちじゃ攻撃すら与えられなかったのに…」

百「虹美さんの目、桃色に光っていますわ…」

その後も攻撃を仕掛けたが…

虹美「やっぱりまだ使いこなせないか…」

集中力が途中で途切れてしまい、「無効化」の力が消え、私はその場を離れるが…

通形「凄いね！少しの間、個性使えなかったけど！」

虹美「！」

一瞬で現れ途端、みぞおちに腹パンを与えようとしたが…

ガシッ

通形「止めたか！」

バランスを崩しながらも、私は通形先輩の拳を止めた

虹美「くっ……ハァ…ハァ…」

上鳴「すげえな…拳を止めたぞ」

障子「やはり強いな…優威は」