赤葦京治には姉がいる (ページ37)

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ヘーイヘーイヘーイ... ページ37

赤葦｢木兎さん､好き嫌いはダメです｣

木兎｢何でこのハンバーグに玉葱入ってんだよ！｣

赤葦｢ハンバーグなんで当たり前ですよ｣

どうやら光太郎君は玉葱が嫌いらしい

馨華｢好き嫌いはダメだよー？｣

赤葦｢姉さん､そのサラダ俺が食べるよ｣

馨華｢ありがとう｣

木兎｢あかーしだって人の食っちゃダメだろ！｣

赤葦｢姉さんは柑橘系のアレルギーを持ってるんです｣

木兎｢柑橘系？｣

赤葦｢例えば蜜柑とか...この檸檬だってそうですよ｣

木兎｢なるほどなー｣

赤葦｢食べれないわけじゃないでしょ？だから食べれるようになろう？｣

木兎｢はーい...｣

秋一｢あ､馨華ーこれやるよ｣

秋一は私の大好物の鯵の味噌煮のうえに柑橘系サラダをのっけやがった

赤葦｢秋一さん...アレルギー舐めちゃダメです｣

秋一｢え？｣

赤葦｢姉さん､俺の鯵の味噌煮あげるからそれ食べていい？｣

馨華｢うん...いいよ...｣

私の気分が一気にドン底になった

赤葦｢秋一さんどうしてくれるんですか｣

秋一｢アレルギーだって知らなかったんだよ！すまん！｣

馨華｢もういいよ...｣

取り敢えず食べ終わって食器を片付けた

馨華｢はぁ...｣