【NARUTO】氷を操る女の子さん (ページ9)

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ちょ待てよページ9

カンクロウさんのバラバラにされた傀儡を担ぎ砂の里に戻ると入り口にいた人に奥の建物に案内された。

バキ「ご苦労だった。本当に感謝している」

「容体はどうですか」

バキ「取り敢えず手当てはした。ただ、解毒が出来てない。毒に詳しい方に見てもらうところだ」

.

チヨ「毒は専門じゃがこりゃわしでも分からんのォ、、サソリのやつずいぶん成長したもんじゃい」

バキ「...どうすれば？」

チヨ「ワシより解毒に詳しいのは木の葉のナメクジ綱手姫くらいじゃ。すぐにでも呼びつけて診てもらうしかあるまいのぉ」

ナメクジ...？

バキ「しかし、今やそのお方も火影の身。簡単に里を離れるわけにはいかないでしょう」

「私が毒抜きをしますか？」

バキ「出来るのか？！」

チヨ「！...その髪色、どこかで見た気がするな
はて、なんじゃったかな～」

「診ていいですか？」

バキ「ああ。頼む」

チヨ「...フン、他人任せな。お前らが他国との同盟に甘えずさんな教育しかしないからこうなるのじゃ！」

「桶と消毒済みのナイフを用意してもらってもいいですか？」
忍「は、はい！」

チヨ「して！お主はどこの忍びじゃ！額当てぐらいせい！！これだから若い忍びは！」

「木の葉です。すみません、額当ては爆発されてしまって」

チヨ「木の葉か...木の葉など信用し頼りきってどうする。他人は他人！我は我じゃ！いいか、友好同盟など所詮絵空事じゃ」

お婆さん...ここに木の葉の忍びがいますよ...

バキ「一応木の葉にはスペシャリストチームの派遣を要請しております。
この者は旅の途中に砂に寄ったまでです」

チヨ「ハッ！こんな時は形式的に役立たずの下っ端が遣わされて来るのが関の山じゃ。大体ワシはあのナメクジ娘が好かん！」

ナメクジ...

この人やけに木の葉のこと嫌ってるな。

まあ、関係ないか

毒抜きに必要なのは、メスと包帯と毒を入れる物。
包帯は今巻いてあるのをそのまま巻くし、用意してくれたものもしっかりと手入れがしてある。

「少し痛いですけどあまり動かないでくださいね」

まずは毒の出口に切り込みを

チヨ「これ！娘！何をするか！」
「毒抜きです」

チヨ「木の葉の忍びなどにそんな芸当できるのか」

「やらないとカンクロウさんは死んでしまいます」

カンクロウ「うっ...」

「動かないでください」

両手にチャクラを集中させ、毒抜きを始める