【NARUTO】氷を操る女の子さん (ページ13)

今日:9 hit、昨日:3 hit、合計:37,160 hit

落ち着けページ13

2
カカシ「みんな止まれ！」

ナルト「！」
サクラ「誰？」
カカシ「いきなりですか...」

ナルト「うちは、イタチ！」

ひらけたところで私達を待っていたのはうちはイタチだった。

うちは一族の天才。サスケくんの実の兄。
虐殺。暁。

この2年半で沢山の情報を集めてきたが、確実なのはこれくらいだと思う。木の葉で調べればまだ何か出てくるかもしれない

チヨ「イタチ、、ホウこやつがあの一族皆殺しのガキかの」

イタチ「久しぶりですね。カカシさん、ナルトくん」

ナルト「...こんにゃろーオレだけじゃなく我愛羅まで！オレがお前をぶっ潰してやる！」

カカシ「！みんなあいつの目を直接見るな、危険だ！」

サクラ「じゃあどうしろってゆーの？！」

カカシ「体や足の動きだけで奴の行動を判断するんだ。イタチの幻術は瞳術。目さえ合わせなければオーケーだ」

違う

「目だけが幻術を発動する手段では無いはずです」

イタチ「！」

サクラ「じゃ、どーしろってのよ」

幻術をかけられる瞬間に目を閉じるか、分身で戦うかのどちらかだと思うが、うちはイタチ相手にそれが通用するかと言われたら肯けない。

カカシ「イタチよ、お前の視力どこまで落ちてる？」
イタチ「カカシさん、貴方まさか」

カカシ「ま！この間は油断しちゃったけどね、オレもそうダサくはないよ。前回と同じ様にはいかないんだなコレが」

ナルト「このオレも前回と同じだと思ったら大間違いだってばよ！」

カカシ「ナルト、こいつはオレがやる」
ナルト「！また戦わないのがチームワークってやつかよ！」

カカシ「イヤ今回は援護を頼む。ホントはカッコつけて先を急げと言いたいところなんだけどね...オレもこいつ相手じゃ一人で抑えきれない」

イタチ「そろそろ一緒に来てもらうことにするよ。ナルトくん」

カカシ「まずはオレだ！」

カカシ先生の動きに一瞬目がいったがナルトくんの動きがピタリと止まったのに気がついた

どうしたんだろう

まさか、幻術？瞳術？

ナルト「うわぁあ！」

動きが止まったナルトくんにクナイや手裏剣が刺さった

「！！」

防ぐために氷を作ろうとしたが体が動かない。足もまるで地面に吸い込まれるように動かない

血を流して倒れたナルトくんに近づけもしない。目線をずらすとサクラさんやおばあさんも倒れていた

落ち着け、落ち着け！

気がつかないほど一瞬で倒されるなんてあり得ない
だとすると、幻術にかかってるのはナルトくんじゃなくて私...！

「解！」