【鬼滅の刃】私が大正時代にいるのは未来を変えるためだと思うんだけど誰か説明して【弍】

六十八の呼吸 ページ18

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あれから何分だったんだろう

暴れすぎて手足に絡みついている糸が絞まり
血が少しづつ流れている

貧血で頭がくらくらしてきた…






そのまま私は気を失ってしまった＿＿＿＿







＿＿＿＿



炭治郎side



俺は今偶然にも下弦の伍の鬼に出くわしてしまった、だがそいつは仲間の鬼を傷つけていたんだｯ！！

仲間じゃないのかｯ？！


そう問いかけると、家族だ…と返ってきた
強い絆で結ばれていると、そう言った

だがこの鬼達からは、恐怖と憎しみと嫌悪の匂いしかしないｯ！！




炭治郎「紛い物…偽物だｯ！！」

累の姉「…ｯ！」


…ｯさっきから知った匂いがする、
この匂いは間違いなくAの匂い…、そして






＿＿＿＿＿Aの血の匂いだｯ


でも一体どこに…？



「お、丁度いいくらいの鬼がいるじゃねえか」


炭治郎「ｯ！！誰だｯ」

鬼殺隊士か？


「お前は引っ込んでろ、俺はそこそこの鬼一匹倒して下山するぜ」


ｯ駄目だ


炭治郎「ダメだよせｯ！！君では＿＿＿ｯ」


バラッ


炭治郎「なｯ」

ｯ、一瞬でバラバラに…ｯ


累「なんて言ったの？…お前今なんて言ったの？？」


炭治郎「ｯ！！」


凄い威圧感だｯ、…伊之助ごめん

この鬼を倒したらすぐ行くからｯ
助けに行くから…ｯ


そしてAｯどこにいるんだ…ｯ

Aの血の匂いがどんどん濃くなっている…


だがAは見つからない


炭治郎「くそｯ、…ｯ何度でも言ってやる、お前の絆は偽物だｯ！！」


次の瞬間、糸の攻撃がきた…

速い…ｯ


数分にわたる連続攻撃は、大分体力を削られた


累「お前は一息では殺さない、でもさっきの言葉を取り消せば一息でころしてあげるよ」


もちろん俺は、さっきの言葉を取り消さないｯ
恐怖と憎しみでできたものなど、家族ではない！


炭治郎「間違っているのはお前だｯ！！」


刀をかまえ糸を斬る



が…、糸は斬れず刀が


バキンｯ


炭治郎「ｯ！！」


折れた


その衝撃で俺は地面に落ちた

はやく立つんだｯ、でないと斬られる！



ギュル


ｯ避けきれない…、死ぬ…そう思ってしまった


ズシャッ


炭治郎「ｯ！！」


禰豆子「む"ぅｯ」


禰豆子が俺を庇い、斬られてしまったｯ！！

炭治郎「禰豆子ｯ！！」


俺はすぐに禰豆子を抱え、木の裏に身を隠した




炭治郎「禰豆子、禰豆子ｯ、兄ちゃんをかばって…ごめんなｯ」


累「きｯ、兄弟かｯ？」



鬼はぶるぶると震えながら
こちらを指さし言った

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