【鬼滅の刃】私が大正時代にいるのは未来を変えるためだと思うんだけど誰か説明して【弍】

六十七の呼吸 ページ17

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『…何者なんだろうね、私って』


そう答えながらスっと刀を二振り抜く

累「今僕が質問したのになんで質問で返すわけ」


『私も自分の立ち位置がちょっとよく分かってないからね！答えは出せない！！』


累「意味が分からないよ、まぁいいや……しね」


累の糸が私の方に向かってくる


『水の呼吸、壱ノ型ｯ水面斬り！！！』



＿＿＿＿＿＿＿＿＿




数十分後



累の糸の攻撃が何回もきて、累に攻撃できないｯ
なんで私階級上がったんだろう？！
累に傷一つ付けられないのにｯ


『はぁｯ、はｯ…ｯ』


累「そろそろバラバラになった方が楽なんじゃない？」


『バラバラになるくらいなら、自分で頸斬った方がまし！！』


累「あっそ、はぁ…お前もつまんない」

ふっ、と人差し指をこちらに向ける





来るｯ


『ｯ』


次の累の攻撃ゆっくりに見えた
動かないと…次はほんとに殺される

しぬかも…ｯ





嫌だ、私はみんなの先の未来を見届けるんだｯ！！


『爆発の呼吸ｯ！！壱ノ型、爆流風華ｯ！！』

刀を交差し累の頸を狙うｯ


累「ｯ！！」


ﾊﾞｱｱｧｱﾝｯ！！！！









『……………くっそｯ、』


累「何今の技、すごく痛いんだけど」






また外したｯ、


今私が斬ったのは累の片腕…


累の腕からぼたぼたと血が溢れているが、
数秒で血は止まり…火傷の跡は回復し始めている



累「気が変わった、今すぐは殺さない」


『ｯまた鬼ごっこでもやるの』

累「お前は鬼にする」



『は、鬼に？』


累「鬼にして日に晒して燃やしてやる」



ゾッ

『…ｯ？！』


は？！、こっわ！！



累「今日は月が綺麗だね、吊るされるにはいい夜だと思わない？」


『吊るされる？、…うわあｯ！！！』



足が空に向かって引っ張られる


累「単純なヤツ」


『なｯ、』




あっという間に私の身体は、糸で吊るされてしまった


待って今の私の格好、累に吊るされた禰豆子と同じ格好じゃない？！

うっ、頭に血が上るｯ



累「ふっ、いい気味だね」


ドガアァァｯ！！！



『ｯ？！』


累「……また誰かへまでもしたのかな、しょうがない見てくるか…大人しくしてなよ」


そう言って累はどこかへ行ってしまった


これチャンスじゃね？って思ったけど
この糸硬すぎてビクともしないの…




『これじゃ…足でまといだよなほんと』

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