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yuk「レモン・フィーリッチは実の双子の姉よ。」
all−yuk「「『え?/??/は?』」」
全員がその言葉に、赤井に釘付けになる。だが、赤井の目は何も映さない真っ黒な目をしていた。
『いや…そんな訳…だってッ!レイは…ッ』
yuk「えぇ、死 んだわ。死 んだ事にしたもの。」
sha「もう意味分からへん…」
yuk「私はッ!!両親から愛されて、捨てられなかったッ!!あんたがッ!憎いの!!」
yuk「なのに…ッ!!なんでッ!!あんたはW国に行って両親を見捨てたッ!!愛されてたのに!!」
溜まっていた気持ちを泣きながら吐き出した優香…レイ。
yuk「ずるぃ…ッ、わたしだってッ…あぃされ…った…ッ」
狡い。と言葉を零し、ふらっと倒れた。
『!!レイ!!』
慌てて駆け寄る。話し合ったわけでも無い、許したわけでも無い、話を信じたわけでも無い。それなのに何故か涙が出そうになる。
『レイ?レイッ!』
gr「A落ち着け。ペ神先生を呼んでこい。」
『…分かった。』
他のメンバーの視線を無視し、扉を勢いよく開けて走り、保健室へと向かう。
.
.
sn「大丈夫だよ。ただの貧血と寝不足だろうね。」
『そうですか。良かったです。』
sn「一応ここで見てるわ。何かあったらあかんし。」
『分かりました。』
生徒会室にあるソファで眠っているレイ。
rb「な、なぁ、A…さっきのほんまなんか?その…双子って…」
『確かにレイって妹は居ったよ。でも、ほんまに妹なんかは分からん。』
rb「そうか…じゃあ」
tn「その前にええか?」
『なんでしょう?』
tn「レモン・フィーリッチってほんまにあんたなんか?」
『そうですよ。前世の記憶ありますが…』
sha「嘘ちゃうやろな?ほんまやったら話してや。」
『構いませんよ。』
『まず、私の前世はレモン・フィーリッチです。W国の幹部だった。』
『それから、ここに居る貴方達としんぺい先生、兄さんも、それから優香も。』
all−gr,rb,em,shp「「は?/え?」」
素っ頓狂な声を出しながら、目をぱちぱちさせている覚えてない組。
os「いやいや…そんなあるわけないめぅ。」
em「ありますよ。私は思い出しましたから。」
rb「俺もや。」
shp「俺もっす。」
ut「じゃあ、覚えてると仮定してや。なんで優香があんたの事そんなけ憎んでのか知っとん?」
『私は_______。』
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lemon(プロフ) - Siitakeさん» アリガトウゴザイマス(ウレシイデス)ガンバリマス(いえ、とても嬉しいです!) (2022年1月12日 0時) (レス) id: ccd4cea745 (このIDを非表示/違反報告)
Siitake(プロフ) - ジュケンオツカレサマデス(エ?オソイシランナ)バイトガンバッテネ(読みづらい?しr (°ε°((⊂(`ω´∩)(ごめんなさい) (2022年1月5日 1時) (レス) @page13 id: 01565e1f6d (このIDを非表示/違反報告)
lemon(プロフ) - 黄緑さん» ありがとうございます!1の方でもとても嬉しいコメントをしてくださってとても嬉しいです!なかなか更新できませんがこれからもよろしくお願い致します。 (2021年2月19日 20時) (レス) id: ccd4cea745 (このIDを非表示/違反報告)
黄緑 - すごく面白いですね。時々辛くなりますけど、それもこの作品の良いところですよね。ご家庭の状況と、勉強が大変なのに更新しようとしてくれてありがとうございます。落ち着くまでずっと待ってます。 (2021年2月18日 20時) (レス) id: 319e1747b2 (このIDを非表示/違反報告)
lemon(プロフ) - 貴女の神さん» ありがとうございます!1から愛読してくださりありがとうございます。頑張ります! (2021年1月17日 16時) (レス) id: ccd4cea745 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:lemon | 作成日時:2021年1月17日 8時