推し20 ページ22
「ちょっと待って、この世界の住民じゃない？？」
太宰さんが目を見開いて驚く
「どういう意味ですか」
国木田さんも続けて問う
「そのまんまの意味だよ」
お菓子をほおばりながら乱歩さんが口を開く
「Aさんはこの世界の住民じゃなくて、別世界の住民だ…何らかの原因で世界戦を超えてここまで来てしまった、そして異能力まで手に入れて…
飛ばされてポートマフィアにでも拾われたのかな？あの組織の事だ、自分に利益のない物は駒として使わないだろうね…となると、君は別世界でこの世界を知っていて、これから起こることを知っている…とかかな？」
本当にすごい、一目見ただけでこんなにも完璧に当ててしまうのだ
「すごいです乱歩さん、全くその通りです」
「まあ、僕にかかればこんなの朝飯前だけどねェ」
えっへんと胸を張る乱歩さんを二三枚写真に収めていると
「ちょっと待て…現実味が全くのないのだが？？」
「都会はすごいですねぇ」
「賢治、これは都会とか関係ない」
「じゃあそんな力を持ったAさんがポートマフィアに入ったってことは探偵社にとっていささかまずいのでは？」
「いや、それは大丈夫です」
谷崎さんが言ったことに対して私は反論する
「ポートマフィアに入る時に森さんと取引をしました、私はこの世界のあらすじを乱さない、そして森さんは未来を知っている私に助言を求めない」
「なるほどね、あらすじが乱れたらその後どうなるかわからないし、責任が取れないと」
「その通りです、乱歩さん」
「だが、森さんは合理主義者だ、そんな宝のもちくされたような駒を手元に置いておこうとはしない」
「そうです、だから私は、結果を知っている身としてその後の助言と対策法を伝えるという事を約束しました」
「組織の損害を最小限にする…か、確かに組織にとっては悪い話ではないね」
腕をくんで顎に手を添えながら太宰さんはうなる
「それでめでたくポートマフィア入りです！！」
待てよ？太宰さんが探偵社に帰って来たという事は…
愛しの敦きゅんと鏡花ちゃんがやつがれくんと船にいるのでは！？！？
こんな呑気に私について語っている場合ではないのでは！？！？！？
「探偵社の皆さん…」
声をワントーン落して話しかけると場の雰囲気が変わった
「これは私個人からの忠告で」
「敦君が危ないです」
―――――――
全然中也ちゃん出さなくてすみません
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華瞑 - 何ですか？神ですか？神ですね！！！ (2022年9月18日 14時) (
レス) @page25 id: 3fba41ba46 (このIDを非表示/違反報告)
狼狐(プロフ) - 凄い面白い作品ですね！私も中也推し☆絵、スッゴク上手ですね！！！！文ストの絵だけを書く作品をどうか作ってください！？絶対見るので！お願いします！無理でもいいんですけど！でも！ホウ酸様の書いた絵をもっと見たいんです！お願いします！！！！ (2021年12月15日 7時) (レス) @page25 id: 563f93d61f (このIDを非表示/違反報告)
桜奈(プロフ) - あああああぁぁぁ!!!!!!!!僕今1番最初の夢主ちゃんと同じ状況だ！wwwもう好きです…ありがとうございます… (2021年9月5日 21時) (レス) id: dc83ff49fd (このIDを非表示/違反報告)
人生楽しんだもん勝ち - めっちゃ好きです応援してマス！、絵が………うますぎませんか？！ (2021年7月27日 23時) (レス) id: 0301fd6d5d (このIDを非表示/違反報告)
ホウ酸(プロフ) - hurumineaさん» うっっっわーーーーーー！！！！！！！！！！！！ありがとうございますぅううううう(((更新くそ遅いですけどよろしくお願いします！！ (2021年3月13日 22時) (レス) id: d043e2c381 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ホウ酸 | 作成日時：2020年4月29日 9時
