身長が低くても！マフィアでも！！愛すべし！！！！【中原中也】

推し15 ページ17

「は？」

「よろしくお願いしますね！！中原幹部！！」



目の前の女、もとい間隅Aは部屋に首領と入ってきて早々意味不明なことをほざきやがった



「首領どういうことですか、これは」

「めでたくA君もポートマフィアに入ったから、その指導役を中也くんがするってことを報告しに」

「いや、は？」




俺がちょっと目を離した隙になんでこんなことになってんだ



黒のタートルネックのニットをきて黒のズボンをはき、手には黒色の手袋はめたAにじっとりとした目を向ける




「ということですよ！！」

「おう、そうか...じゃねぇだろ！！なんで急にマフィア入ってんだ！！」

「まあまあ、もう決まってしまった事だし、中也君、頼むよ」

「はぁ....首領の命令なら」






そう言って森さんはニコニコと上機嫌そうに部屋を出ていった




「だそうですよ！」

「手前はちょっと黙っとけ」




そういうと少ししゅんとしたようにうなだれるA




「そういえば...地下牢に太宰さんがいますよね」

「あぁ、行くとか言うなよ」

「行くよ」

「大人しくしとけ」

「いや！あの太宰さんだよ！？この世界のキャラクター人気投票で2位の方だよ！？」

「おーおー、1位誰だよ」

「え？中也ちゃん」

「おう、おう？」

「うん」



真顔で爆弾発言しやがったこいつ




まあいいわ、今はそんなことどうでもいいんだよ



まああのクソ鯖より人気なのはいいな、おちょくってやろ((


「じゃあ行こう、早速行こう、私は双黒が再び運命の出会いを果たすのを心から待っていたんだ」

「じゃあ行こうじゃねぇよ行かねぇよ、俺は微塵も思ってねぇからそんなこと、あのクソ鯖に逢いに行くなら入水だろうが女装だろうがなんだってしてやるわ」

「え？まじ？」

「言葉のあやだよ馬鹿野郎！！！！！」

「いいもん！！じゃあ一人で行くもん！！」

「はぁ？？」




こいつ.....いい度胸じゃねぇか






「はぁ.....今回だけだかんな」

「ほんとぉ〜、いひひ、いひひひ((」

「気色悪ぃわ」



◇



地下牢に続く道を歩きながら携帯や録音機をいじる





かの有名なシーンをここに収めて、アラームにするんだ！！((




毎朝中也ちゃんの声を耳元で聞けるなんて幸せの極み....ポートマフィアも悪くない((








そんなことを考えるA






隣の中也はそんなことをなど全く気づいていないようだが、太宰に合わなければならないという最悪な出来事に渋い顔をしていた

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