身長が低くても！マフィアでも！！愛すべし！！！！【中原中也】

推し14 ページ16

「泉鏡花の任務は失敗して、現在は探偵社に保護されているよ」



執務室でエリスちゃんとお絵描きをしていたときにさりげなく落とされた一言に




私は軽く二三秒フリーズした後、今まで張り詰めていた糸が切れたように腰を抜かした




「ほ....本当ですか？」



そう聞くと森さんはにっこりして1度深く頷いて再び口を開いた





「これで君はめでたく信用を得たわけだ」


「そこでもうひとつ、提案というかお願いがあるのだけれど...」




森さんは深く微笑んでこう言った



「A君、ポートマフィアに入るつもりはないかい？」

「は？」



どうもみなさん


ただのしがない美大生が裏社会に勧誘されました、誰かこの対処法を教えてください、今すぐに





「もちろん、君が入った場合はA君の指導役に中也君を配置するよ？」




そのセリフにピクっと自分の体が反応するのがわかった



森さんはわざとらしく考えるふりをして、白々しくこういった




「あ〜、あとはエリスちゃんともお絵描きをし放題だし、芥川くんも紹介するよ、太宰君の連絡先も教えるよ」

「入ります」



そういうと森さんは面白そうに、嬉しそうに笑って言った







「ポートマフィアへようこそ、A君」






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