番外編 酔い ページ29
「なにこれ」
「ガッハッハッ！！！！酒もっともってこい！！！！」
「ぽっぽちゃあああん、今日も可愛いねぇえ」
「おら！！もっと飲め！！！」
連れてこられた食堂をみてきっと誰もがため息をつきたくなるだろうこの状況
「デミ！！」
「はっはっ！！まさかみんなこんなに酔うとは思わなくて」
涙目になるまで笑ったのだろうか
お腹を抱えて笑いを堪えているバーメイドのデミを恨めしく睨む
「誰が後片付けすると思ってんの！！」
「ごめんってぇ」
この荘園は当番制で掃除係や家事係、食事係が決まっている
そして不運なことに明日の掃除係は私、つまり、明日きっと地面で雑魚寝するであろうこの男どもを全てどうにかしないといけないのは私の仕事ということだ
「おい！！A！！こっち来いよ！！」
「イソップが面白いんだぜぇ！！！」
顔を真っ赤にしたウィルとナワーブに呼ばれる
なんだなんだと寄ってみるとマスクを外し、顔を真っ赤にして、でろんでろんに酔っているイソップの姿があった
「A」
だが話してみるとあまり酔っていないのかいつものトーンで名前を呼んでくる
ここ座れとウィルがニヤニヤしながらイソップの隣の席をバンバン叩く
大人しくその席に座ると、イソップは私の腰の当たりに手を回しギューッとだきつく
「は？」
「ダッハッハッハッハ！！！！」
「ヒーー！腹痛てぇ！！イソップ、お前wwwwwww」
「お熱いねぇ！！」
戸惑う私を置いて、周りの野次馬達は騒がしくなる
なんでそんなに盛り上がってるんだ
「ん〜、A、僕以外の男と話さないで、なんで僕だけを見ないんですかぁ」
「や....やたらと素直ね....」
「あー、笑った笑った、こいつ絡み酒なんだよ
しかも次の日に覚えてるって言うのがもっとおもしれぇ」
「よく飲ませられたね」
「無理やりに決まってんだろ」
「明日覚悟しといた方がいいみたいね、あなたたち」
酒をあおるナワーブとそんなことを話していたら、腰に回された手が強くなった
「僕以外の男と話さないで」
下から覗き込むようにもう一度言ってくる
「わかったわかった」
「母ちゃん見てぇだな」
「どちらかと言うと大型犬の感じ....ぃ！？」
ﾁｭｯ
「話さないでって言ってるじゃないですか...」
冷やかす声が周りから聞こえる
「もう寝ろ！！///」
顔を赤く染めた私の声によって飲み会はお開きとなった
ーー
文字数が...もう少し続きます
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ホウ酸(プロフ) - イヴさん» あぁ...それもいいシチュですね....それいつか書くかも知れません()コメントありがとうございます！！ (2020年7月30日 6時) (
レス) id: d043e2c381 (このIDを非表示/違反報告)
イヴ(プロフ) - イソップくん酔い方かわゆ...あわよくば夢主ちゃんが酔って照れるイソップくんも見たかった... (2020年7月29日 9時) (レス) id: e486ddb9ac (このIDを非表示/違反報告)
ホウ酸(プロフ) - 。さん» そんなふうに言っていただけるなんて目からひじき飛び出ました(?)ありがとうございます！！今は別作の方を更新しているのですが元気出ました！！頑張ります！！！！ (2020年4月15日 14時) (レス) id: d043e2c381 (このIDを非表示/違反報告)
。(プロフ) - コメント失礼します。最初から最後までドキドキが止まりませんでした！そして関係図での画力に驚きです！画力もあるなんて…！お気に入り作者失礼します！これからも応援してます！素敵な作品をありがとうございました！ (2020年4月15日 13時) (レス) id: 670de1abda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ホウ酸 | 作成日時：2020年3月24日 21時
