愛おしい君 ページ30
必安の記憶で、Aの反応をみた
正直嬉しさでニヤけが止まらないが
あの後、Aの顔はどこか重苦しかったようなきがした
湖景村のどんよりとした空気に包まれながらそんな事を思い返す
周りをみて震えている暗号機を確認する
ふと、船の上にある暗号機が激しく揺れていた
瞬間移動で移動した
庭師か調香師だろうと思っていたが
Aだ
いきなり来た調整に対処出来ず、感電していたが...
「A、逃げるなと言っているだろう。」
「逃げるなと言われて、そうですかってなるわけないでしょ」
冷たくあしらわれる
だがそんなものはお構い無しに、後ろからそっと抱き寄せる
「はーなーしーてー」
暴れるなと言っているのに、格闘家だから力はつよい
腕の中からなんとかもがき出した
が
「Aッ！！！！！！」
Aの体は海に投げ出された
あいつは泳げなかったはずだ
こんなことで
また失ってしまう
「A！！」
必死に彼女の名前を呼びながら、海に飛び込んだ
沈んでゆくA
冷たい水
あと少し
もう少し
ｶﾞｼｯ
ｻﾞﾊﾞﾝｯ
「A....」
顔にかかる濡れた髪の毛をはらう
小さな鼻をそっとつまみ、壊れないように、
そっと、そっと
唇を重ねた
「あ....れ....」
「馬鹿野郎！二度もいなくなろうとしてるんじゃねぇ、目の前で死なれるなんて....もうごめんだ...」
昔を思い出す
Aもこうだったのか
俺が流された時、お前もこんな気持ちだったのか
だったら、やっぱり俺は最低な男で、最低な兄貴だ
改めて失う怖さを身に刻み込まれたようなきがした
怖かった
目頭が熱くなる
泣くまいと思うが、奴は言うことを聞いてくれない
みるみるうちにたまって、視界はぼやけた
ｷﾞｭｯ
「っっ！」
Aは俺に抱きついた
まるで子供のように
相手の存在を確かめて、
自分の存在を確かめた
愛おしい君よ
俺が欲しかったのは、
いつでも君のぬくもりだけだったんだ
ーーーーーーー
p.s.
唇を重ねたとありますがw
キスではなく
「人工呼吸」です！！！！((
もう一度言います「人工呼吸」です！！((
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ホウ酸(プロフ) - 芥川ひかりさん» 分かります！！文ストもいいですよ！本当ですか！？直します(( (2020年5月1日 16時) (
レス) id: d043e2c381 (このIDを非表示/違反報告)
芥川ひかり - 鬼滅の刃ハマりますよね(///∇///)絵が見られないのです (2020年5月1日 16時) (レス) id: bac74ffd49 (このIDを非表示/違反報告)
ホウ酸(プロフ) - humanさん» 本当ですか！？すみません。今週中にどうにかします(´TωT｀)もう少々お待ちください (2019年11月25日 18時) (レス) id: d043e2c381 (このIDを非表示/違反報告)
human(プロフ) - 絵が見れない…悲しい (2019年11月24日 23時) (レス) id: 7d0296a444 (このIDを非表示/違反報告)
ホウ酸(プロフ) - 凜ネコみゃあお??ω??本垢さん» ありがとうございます！！！光栄ですほんとに....全然更新できてないけど新作も頑張りますw (2019年11月4日 10時) (レス) id: d043e2c381 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ホウ酸 | 作成日時：2019年9月28日 12時
