身長低くても！！マフィアでも！！愛すべし！！！！3【中原中也】

推し76 ページ12

「儂は蘇った地獄の業火の中から、なぜかわかるか？先生…



怒りじゃ…そして奴は怒りを喰らう、儂を地獄より呼び戻し、さらなる怒りを生み出させる腹積もりを、神の獣…



黒き炎のアラハバキ」



そういって先代は紫がかった禍々しい黒い炎を上げて燃え上がり、画面は砂嵐と化した




「以上が監視記録に残された映像だ…今のところ、この映像を知る者はごく一部で厳しく箝口令を強いている」



森さんはそういいながら、執務室を取り囲んでいた真っ黒な壁を外す



いつも通りのヨコハマの美しい青空が広がった


「だけど、画面に映っている先代がほかの場所でも同じ演説をしたら？」

「彼が自分の死因が病死ではなく暗殺だと言っている」


森さんは淡々とそういう



「これが先代派に知られたら、組織内の三割は敵に回ります…」


私がそういうと森さんははぁ…とため息をついた


「勝っても負けても、ポートマフィアは壊滅だ」




眼中に広がるヨコハマの景色を見ながら森さんはそうこぼした



森さん…嫌いだけど、そういうところすっごい好きです((限界オタク搭載



真面目に雰囲気クラッシャー、真顔でこんなこと考えられる天才、最近ではもはや才能なのではないかと思っている((




森さんがそういったことで治君も疲れたように溜息をつく


「中也君、アラハバキというのは、何者なんだ…


こちらも軽く調べたが、アラハバキというのは伝承上の神の眷属だ、ただあまりにも古い為に、その正体は判然としない…」

「神なんてものの存在を信じるのかよ」



信じるよ！？！？だってさだってさ…



だって私がここにいるんだもん！？！？！？(((((メタすぎる



そんなことを思っていたらまた治君にどつかれた、いやエスパーっすか？？？




「君がアラハバキを調べていたことは偶然ではない、私たちと同じ噂を耳にして、真相を追っていたのだろう？？」

「流れ者の多い土地だ…噂の出どころも突き止めようがねぇ




擂鉢街がどうやってできたか…知ってるか？」

「あれは大戦末期に原因不明の爆発が起き、その跡地に出来た街だ」

「その爆発の原因がアラハバキなんだとよ…」




中也ちゃんがそういうと、森さんと治君は不思議そうな顔をした



どうやら初耳だったようだ


え、かっわいい……



ここの顔面偏差値マジで、マジで爆発してるから

擂鉢街ここに出来ちゃうよ？？アラハバキもビックリだよ？？




ごめんって、もうふざけないって((

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