身長が低くても！！マフィアでも！！愛すべし！！！！2【中原中也】

推し58 ページ25

「おいおい、一体どういう冗談だぁ？？」

「わぁお、死んじゃう…」

「これはっ…人外の類だね…」




青い光を出しながら悪趣味なお城の様な物に変形したラヴクラフト




「ん…手前、腕が…！！」

「中也、Aちゃん…死ぬ前に聞いてほしいことが…」

「何言ってやがる！！手前がこんなところでっ…！！」




太宰さんのもとへ中也ちゃんが駆け寄り、切羽詰まったように言うと



「ばあ！！！」



太宰さんの腕がにょきっと生えてきた



「怪我の身で戦場に出るなら、これくらいの仕込みは当然だよぉ」

「手品してる暇があったんならあの悪夢どうにかする作戦考えろ！！！」



ビシッと背後にそびえたつラヴクラフトを指さし、太宰さんの衿を掴みながら今にも殴りかかろうとする中也ちゃん




「無理無理、諦めて死のう」


太宰さんはへらりと笑いながらそんなことを言う



やめて、本当に死にたくない、マジで、いやマジで



前言ったじゃん

死ぬなら最悪中也ちゃんに抱かれながら死ぬって、最悪だからね？


だれもこんな気持ち悪い触手につぶされて死になたいわけじゃないよ






「もう残った手は一つしかないね」

「まさか…！！汚濁をやる気か…」

「大丈夫、ビデオカメラの準備は万全」

「手前は黙っとけ！！」



心外！！解せぬ…



「私たち二人が双黒なんて呼ばれ出したのは一晩で敵対組織を建物ごと壊滅させた日からだ…


ただし、私のサポートが遅れれば中也が死ぬ、選択は任せるよ？」



2人は真剣に見つめ合って、話し合う



そのまま恋に？？((落ちません




「選択は任せるだと？？手前がそれを言う時にはなぁ…いつだってほかに選択肢なんてねェンだよ」



中也ちゃんはそういってあの化け物と向き合った



もう男前、まじで一生ついていきます兄貴





「汝、陰鬱なる汚濁の許容よ…改めて我を目ざますことなかれ」


手袋を外しながらつぶやく中也ちゃん、色気を抑え下さい



なんで手袋外すだけでそんなに出ちゃうの？？？空気よめよ色気！！！((ナイスだぞ色気！！









「なんだ？あれは…」

「知りたいかい？組合の働きアリ君…」


言いながら太宰さんはもう一人の組合の仲間、スタインベックの首元にナイフをあてがう



さっき中也ちゃんからすっておいたナイフだろう



「あれが中也の異能力の本当の姿だよ、中也の汚濁形態は周囲の重力子を操る、圧縮した重力子弾はあらゆる質量を飲み込むブラックホールだ」




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