身長が低くても！！マフィアでも！！愛すべし！！！！2【中原中也】

推し57 ページ24

うん、全く持って分からんが相棒って感じがしてとてつもなくおいしいね





「中也…私の作戦律立が間違ってたことは？？」


子どもっぽい笑みでいたずらっ子のように笑う太宰さんに渋い顔をする中也ちゃん




青とか黒の時代の二人のやり取りが目に見えてくるね、全然変わってねェな




「んん……クソッ」


結局中也ちゃんが折れたみたいだ



「相変らず太宰さんには甘いんだね」

「あまかねぇわほっとけ」

「でっしょ〜、これを機にもっと私に惚れてね♡」

「それはないです」




そういうと太宰さんは木の下に行っていじけ始めた


めんどくせぇ…((





「お腹が減った…」

「やあ」

「…敵を排除して、帰る」



のそのそと歩いてくるラヴクラフトの前に太宰さんがへらへらといつもの笑みを浮かばせながら立っている



ちなみに私は危ないからという理由で後ろにいるのだが





いや、戦えるからね？なめんじゃねェぞ？？？？？




触手を太宰さんに伸ばすラヴクラフトだが、残念




「おらぁ…！！！」


太宰さんの背後に隠れていた中也ちゃんが素速く触手をなぎ倒し距離を詰める




「身長差があるからこそできるおとり作戦だよね、中也♡」

「手前は黙っとけや！」

「ふむ、おいしい身長差」

「手前もだよ阿呆A！！！なにがふむだ！！！」




そして彼のこぶしはそのままラヴクラフトの体を突き破った




「重力操作…」


にやりと笑いながら異能力をかける中也ちゃん




「きゃああああああかっこいいいいいいいいい！！！！！！！！((((((」

「煩いA！！！！！」

「すみません！！！！」



え？どっかで聞いたことあるやりとりだって？？？




気のせいだよぃ…




隣では太宰さんがAちゃん私は？私は？？って言ってるけど知らない




「俺の異能力は…触れたものの重力を操る、そのまま寝てろタコ」



はっ…かっこよ




いや中也ちゃんがかっこいいのは十万年前から分かってたから((



「お見事！」

「中也ちゃんカッコ良すぎ、そろそろ貧血で死にそう鼻血の」

「おう、そのまま死んどけや」

「酷い！！」

「Aちゃん！私と一緒に心中…！！」

「やです」

「酷い！！」





刹那



太宰さんの右腕が吹っ飛んだ

ついで、太宰さんの体も吹っ飛ばされた




「太宰！！！」

「太宰さん！！」



何処に行っても狙われるな！！次からあだ名ピーチ姫な！？！？

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