luv u (ページ9)

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『位置情報送っとくねー』

「ん、わかった。ついたら連絡するからね」

『はーいありがと』

電話をきると先輩がにやにやしながらみてくる。
そこから、一旦やんだ北斗くんの話が再開してまった。

「いつもそんなにイチャイチャしてるの？」

『イチャイチャじゃないんですけどー！』

「ふふ、彼氏かなり束縛する人なの？」

『彼は束縛されたいししたいらしいです(笑)
でもそれがストレスになったりはしないかな、、』

「すごい … 元彼にめっちゃ束縛してきた人いたけど、私の好き度と向こうの好き度が全然ちがくてストレスにしかならなくてすぐ別れたよ」

『お互い愛が重すぎるんですたぶん(笑)私は長年の片想いってのもあるし、向こうも私のことかなり前から知ってるから超過保護で(笑)』

「めっちゃいいじゃんそれで喧嘩にならないなら素敵だよ！」

『たまに喧嘩しますよ！？』

昔から一緒に暮らしてるのもあって、お互いのことは理解出来ているつもり。だから、小さな喧嘩でも気にしなくてすんでいるだけなのかもしれない。

「しかも、未成年の彼女に酒飲むなよって注意する彼氏とか最高すぎない？大学生とか絶対流されて飲むの、彼氏もわかってるでしょ？それ守る松村ちゃんも可愛い」

『彼氏が20歳になったとき、どんな味？って聞いたら、Aは知らなくていい味って言われたんです。だから、彼に飲んでいいよって言われるまで飲まないです！』

「なにそれ、かわいい〜！！偉すぎる … そのまんまでいいよ松村ちゃん！」

たしかに、周りではお酒飲んでる友達たくさんいると思う。けど私は飲みたい！と思ったことないなと気づいた。北斗くんは、私が見てるところで堂々とお酒飲んだりは、デートではもちろん、家でもしない。たまにお風呂上がり一人で飲んでるの見るけど。いつか、一緒に飲める日が来るのかな … はやくきてほしいなぁ。

松村北斗ついた。店の前にいる

『先輩、彼氏来たらしいです』

「あ、ほんとー？じゃあ帰ろうか、準備して〜」

北斗くんに、' はーい ' と連絡をして、帰る準備をした。先輩は、私に聞くな財布を出すフリすらさせずに、全額払ってくれた。

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