捻挫-2 ページ4
……帰宅……
帰宅して、Aの足にテーピングを巻いてやる。
A「わぁ!歩ける!しんちゃんスゴい!」
須貝「だろ?でも、無理は禁物な。移動は極力俺を頼ること!わかった?」
A「はーい。」
軽く挫いただけっぽいから、固めに巻けば大丈夫かな。
スポーツに怪我は付き物だから、テーピングくらいはお手のものだ。素早くきれいに巻いて出来上がり!
Aも、立ち上がって軽く足踏みをして、驚いてるみたいだ。
A「これでトイレとかお風呂とか家のなかの事なら自分でなんとかなりそうでよかったー。」
須貝「…え?」
A「…え??」
須貝「いやいやいや、だから、動くときは俺を頼ることっていってるでしょ?」
A「それは、つまり…?」
須貝「治るまでは、俺がトイレもお風呂も連れてくってこと。」
A「やだーーー!!」
須貝「だめーーー(笑)」
恥ずかしいじゃんと、やだやだ言うAも、また可愛いもんだな(笑)
さて、
デートも中止になったことだし、思う存分お世話させていただきますか!
夜になって、お風呂の時間。
もちろんAを抱っこしてお風呂まで連れていった。
服はさすがに自分で脱ぐから!!と必死の抵抗をうけたから、そこはあきらめて…
準備ができたAをお姫様抱っこってやつで抱き上げて、そっと湯船に降ろす。
須貝「お姫様、御気分はいかがですか?」
A「恥ずかしいです…。でも…」
須貝「でも?」
A「しゅんちゃんの優しさが身に染みます。」
須貝「うむ。よろしい(笑)」
俺の可愛いお姫様。
いつも、幸せをありがとうな!
END
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作者名:さちもっち | 作成日時:2020年12月5日 0時