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その日の放課後、今は部活終わり。


監督がチーム全体に話をしている最中だ。


「てことでー、合宿することになった」


いやだいぶいきなりだな。


監督の話を聞きながら、心の中でそうツッコむ。


宮城ねー、なにが有名だったかなぁ宮城は。


そんなことを考えていると、話は終わっていて。


私と杏樹はスポドリの容器の片付けや洗濯など、

仕事をたんたんとこなしていく。


杏「夜久先輩とお近ずきになるチャンス、!!?」


あ、話聞いてなかった。


いきなり大きな声でそう言った杏樹に、

少し驚いて手に持っていたスポドリの容器を落とす。


また夜久先輩の話かよ、と呆れた顔をして杏樹を見る。


「いやこれ以上お近ずきになってどーすんの」


杏「え、お近ずきになれてる?」


「.........もう黙れよ、くそリア充が」


夜「杏樹、誰とリア充なんだよ」


「「うっわぁぁぁ!!!!」」


黒「ぶっひゃひゃひゃ!!!」


いきなり後ろからした夜久先輩の声に驚き、

杏樹と2人で飛び上がってしまう。


そんな私たちを見て、爆笑する黒尾先輩。


失礼じゃないか?あの先輩。


軽く睨みつけると、黒尾先輩はさらに笑い出す。


先輩を睨みつけるなんて失礼にもほどがあるが、

黒尾先輩なので大丈夫だろう。


夜「今日の部活はいつもより終わるの遅かったからな

駅まで送ろうと思って」


杏「ありがとうございます!夜久先輩!!」


.........イチャイチャすんな、リア充め。


「黒尾先輩も電車ですよね?

孤爪先輩と帰らなくていいんですか?」


黒「マネ2人で帰らせる訳にはって言ったら

いつも先に帰るんだよ、あいつ。

柳が乗ってる駅じゃなくて、俺はその1個先の駅」


「あぁ、そゆことですか」


そう言いながら荷物を手に取る私と杏樹。


杏樹は夜久先輩をニコニコしながら歩いて行く。


.........夜久先輩は、杏樹の裏も合わせて好きなのかな。


黒尾先輩も知ってるくらいだ、

夜久先輩も悪女って話聞いた事くらいはあるだろう


うーんと考え込んでいる私に気づいたのか、

隣にいた黒尾先輩が話しかけてきた。


黒「俺達も帰るか」


「....ですね!!」


まー考えても仕方ないか、夜久先輩の気持ちなんて。

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設定タグ:ハイキュー , 黒尾鉄朗 , 夜久衛輔   
作品ジャンル:恋愛
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のん - 面白いです!!無理せず、頑張ってください!!応援しとります! (2022年4月20日 10時) (レス) @page28 id: 7e78e362e0 (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - ちび太さん» ありがとうこざいますー!!頑張ります!最後まで読んでくださると嬉しいですー!! (2022年4月2日 20時) (レス) id: a04aeb6d0a (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - 雪さん» こんにちは!そう言っていただけて嬉しいです〜! (2022年4月2日 20時) (レス) id: a04aeb6d0a (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - キラーさん» ありがとうこざいますー!ぜひ最後まで読んでくれると嬉しいです! (2022年4月2日 20時) (レス) id: a04aeb6d0a (このIDを非表示/違反報告)
ちび太(プロフ) - めっちゃ面白かったです!更新頑張ってください!! (2022年4月2日 8時) (レス) @page21 id: c4929f0ebb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アキ | 作成日時:2022年3月27日 21時

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