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あれは2年前のことだった、と。
そう静かに語ったメローネの話は残酷で、暗くて、でもこうして明るく陽の当たる場所で暮らしている私には無関係で それなのに許せないと 自分に何ができるならば、と思わせるような
一言では表せない、グチャグチャとした心にさせるような そんな内容だった。
ﾒﾛ「オレは、オレたちは二人の死にボスへの反逆行動を止めた。だが2年経った今、ようやく復習のチャンスがやってきたんだ。オレたちは必ずこの作戦を成功させる。
そのためにはボスとも十分に戦える強いベイビィが必要なんだ」
A「…話の内容はすごく、よくわかったわ。でもそのベイビィってのはなんなの？」
ﾒﾛ「オレの、あぁ、いや。君には詳しく説明をしないと伝わらないか」
少しめんどくさそうな顔をしたがきちんと私にも分かるように説明をしてくれるメローネ。
ベイビィ・フェイス…能力はわかった。発動条件も
だから彼はここでアンケートといって女性にいろいろなことを聞いていたのね。そして何故か私に興味を示した……
A「話を聞くところによると母体には悪い女性の方が合うような気がするのだけれど、どうして私なの？」
ﾒﾛ「君はオレに強い興味を持ってあんな行動に出たのだろう？好奇心とは時に最大の悪となる。
オレはAにそれを期待しているんだよ」
なるほど、ね。確かに凶悪な犯罪などは犯人の興味から始まることがある。
好奇心は悪だ。そんな考えは決して間違っているとは言えないだろう。
A「その母体になった女性たちって今でも元気なのかしら
だってスタンドとはいえ、その…産むわけでしょう？」
ﾒﾛ「……もちろん。今も元気さ 何も問題はない」
A「そう…。いいよ、私 メローネに協力するわ」
ﾒﾛ「ホントかｯ！？」
仲間のためなんでしょう？ 私には何も害はない。
少しばかり彼といるのはめんどうかもしれないが人のためになる。手を貸してあげない理由はどこにもないじゃあないか。それに…
ﾒﾛ「それじゃあ、明日からまた改めてよろしく頼むよ、A」
A「えぇ。」
それに、たまに呼んでもらえる彼から発せられる私の名前は 妙に落ち着いて なんだか少し、嬉しい気持ちになるのだ。
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寝子 - そうだった…。この小説ﾀ ﾋネタなんだった…。油断してました。今まで読んだメローネ夢の中で最高の小説です。ありがとう。 (8月8日 22時) (
レス) @page48 id: e527a68e96 (このIDを非表示/違反報告)
えすめ(プロフ) - はじめまして！この作品を最後まで読ましてもらいました本当に有意義な時間を過ごせたような気がします。ありがとうございました (2023年3月13日 8時) (レス) @page48 id: b5181500a7 (このIDを非表示/違反報告)
ななちき - 初見です。これ見て泣いてしまった…素敵な夢小説を無料で見れてとても嬉しかったです。ありがとうございました。 (2022年8月13日 16時) (レス) @page49 id: b8d74a9374 (このIDを非表示/違反報告)
鈴木(プロフ) - 鳴々さん» はじめまして、こちらこそ最後まで読んでいただきとても嬉しいです！わざわざコメントまでありがとうございました。 (2020年10月5日 22時) (レス) id: 73a3f062ce (このIDを非表示/違反報告)
鳴々(プロフ) - 初めて夢小説を見て泣きました、素晴らしい作品をありがとうございます……。 (2020年9月28日 0時) (レス) id: 4f23e7a07e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴木 | 作成日時：2019年5月13日 22時
