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メローネeyes
季節は春になり、もうすぐ4月をむかえる。
花々がそろそろ綺麗に咲くであろうこの季節。人々は新しい出会いや環境に心を踊らせていた。
この男を除いては
Aに会わなくなって4ヶ月くらいか。彼女は元気でやっているのだろうか
ボスの娘の居場所がわかり、オレ達の仲間2人がその護衛にやられた。
新たに向かった2人は、片方は少し心配な要素はあるがあれでも暗殺チームの一員だ。必ず戻ってくる…だが、もし…あの2人でもダメだったら？その時はオレが…
ｷﾞｱ｢おいメローネ、プロシュートからの電話はまだなんだろうなｧ？｣
ﾒﾛ｢ぁあ、来ていない。まだブチャラティ達と出会っていないか、もしくは交戦中かもな｣
ｷﾞｱ｢そうか…そういえばよぉ。お前だいぶ前に言ってた最強の母体を見つけたかもしれないってあれ、どうなったんだよ｣
不意につかれたAのことに胸がつまる感覚を覚える。
最強の母体か、最初は確かにそう思ってたんだ。
いつも通り、ベイビィを作るためなら女なんか殺してもいいって。
でもAとは…長く居すぎたんだ。情が移った
きっと、そう。だから止めたんだ。ベイビィに支障が出ても困るしな、そうだ、ただそういう考えになったからで……
ﾒﾛ｢…ギアッチョ、完璧な人と人殺しなんかしてるオレじゃあやっぱり釣り合わないよな｣
ｷﾞｱ｢あ"？なんだいきなり…｣
ﾒﾛ｢いや、何でもない。結論は出てる 別に答えなくても(ｷﾞｱ｢そんなのよぉ｣｣
ｷﾞｱ｢そんなの相手だって完璧じゃねぇだろ。問題はお互いにとって完璧かどうかじゃあねぇのか｣
ﾒﾛ｢…そうか…。｣
胸の中の何かがｽｰｯと溶けてなんだか少し軽くなったような気がする。
ﾒﾛ｢ギアッチョありがとう。悪いがちょっと行くところができた。行ってくる｣
ｷﾞｱ｢あ"？ちょっとってどこだよｯ！？おいメロー(ﾌﾟﾂｯ｣
今、会わないと一生後悔する。
無理やり切った携帯をしまいバイクに跨る。
時刻は1時過ぎ。急げばまだ間に合うだろうか
慣れた道を出せる全速力のスピードで進む
行ってオレは彼女に何を言うつもりだろう。もしかしたら相手だって突然来なくなったことに怒っているかもしれない…。
らしくない、嫌な考えばかりが頭の中を巡る
それでも、いいか。
謝って、一言…気持ちを伝えられるだけで。
それだけできっと…身勝手な話だけど、オレの全てが報われるような…そんな気がするんだ。
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寝子 - そうだった…。この小説ﾀ ﾋネタなんだった…。油断してました。今まで読んだメローネ夢の中で最高の小説です。ありがとう。 (8月8日 22時) (
レス) @page48 id: e527a68e96 (このIDを非表示/違反報告)
えすめ(プロフ) - はじめまして！この作品を最後まで読ましてもらいました本当に有意義な時間を過ごせたような気がします。ありがとうございました (2023年3月13日 8時) (レス) @page48 id: b5181500a7 (このIDを非表示/違反報告)
ななちき - 初見です。これ見て泣いてしまった…素敵な夢小説を無料で見れてとても嬉しかったです。ありがとうございました。 (2022年8月13日 16時) (レス) @page49 id: b8d74a9374 (このIDを非表示/違反報告)
鈴木(プロフ) - 鳴々さん» はじめまして、こちらこそ最後まで読んでいただきとても嬉しいです！わざわざコメントまでありがとうございました。 (2020年10月5日 22時) (レス) id: 73a3f062ce (このIDを非表示/違反報告)
鳴々(プロフ) - 初めて夢小説を見て泣きました、素晴らしい作品をありがとうございます……。 (2020年9月28日 0時) (レス) id: 4f23e7a07e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴木 | 作成日時：2019年5月13日 22時
