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ﾒﾛ｢やぁボンジョルノ、A｣
A｢…ボンジョルノ｣
昨日のこともあり、少し緊張気味の様子でトラットリアへ向かったA。
そこにはもう既に先に着いていたメローネがいつもと変わらぬ涼しい顔でパソコンをいじっていた。
ﾒﾛ｢…ん？なんだ、座らないのか？｣
私がこの状況に不満を抱き口をとがらせていると、異変に気づいたのか手を止めてこちらの様子を伺うメローネ。
なによ、まるで何も無かったみたいな顔しちゃってさ。緊張してた私がバカみたいじゃない
A｢ちょっと考え事してただけ、座るわよ。
…ぁ、すみません トルテッリーニ一つください｣
ﾒﾛ｢……いや、二つだ。今日はオレも食べる｣
A｢…へぇ、珍しいのね｣
ﾒﾛ｢そっちだって。最近はいろいろなメニューを食べているじゃないか｣
ｶﾀﾝｯと強めにキーを押す音が響く
確かに。
ここ最近はリゾットだけでなくパスタとかラザニアとかいろんなものを注文してたっけ
そして気づいた。この店は実はリゾットよりもパスタが美味しいんだって。パンは普通
それに気づけたのも他のメニューを頼んでみたからで、頼んだきっかけは…多分、メローネと出会ったこと。
一旦落ち着いたのか、いじっていたパソコンを閉じAに向き直るメローネ
あぁ…そういえばこの店、二人用の席のくせに二人で座ると少し狭いのよね。
向き合う二人の距離は少しでも動けば互いの膝がぶつかってしまいそうなほど近く、そのグリーンの瞳で見つめられるとAの頭には自然と変な考えが浮かんでしまう
だが、絶対に忘れてはいけない。彼は"危険人物"なのだ、ということを
そんな人物と自分がどうにかなろうだなんて、そんな考え…
ﾒﾛ｢まぁ土日以外昼は毎日同じメニューなんて健康にも悪いし、良い母体は健康であることが大切だからな。そのまま続けてくれ｣
…ほんとう、どうかしてる。
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寝子 - そうだった…。この小説ﾀ ﾋネタなんだった…。油断してました。今まで読んだメローネ夢の中で最高の小説です。ありがとう。 (8月8日 22時) (
レス) @page48 id: e527a68e96 (このIDを非表示/違反報告)
えすめ(プロフ) - はじめまして！この作品を最後まで読ましてもらいました本当に有意義な時間を過ごせたような気がします。ありがとうございました (2023年3月13日 8時) (レス) @page48 id: b5181500a7 (このIDを非表示/違反報告)
ななちき - 初見です。これ見て泣いてしまった…素敵な夢小説を無料で見れてとても嬉しかったです。ありがとうございました。 (2022年8月13日 16時) (レス) @page49 id: b8d74a9374 (このIDを非表示/違反報告)
鈴木(プロフ) - 鳴々さん» はじめまして、こちらこそ最後まで読んでいただきとても嬉しいです！わざわざコメントまでありがとうございました。 (2020年10月5日 22時) (レス) id: 73a3f062ce (このIDを非表示/違反報告)
鳴々(プロフ) - 初めて夢小説を見て泣きました、素晴らしい作品をありがとうございます……。 (2020年9月28日 0時) (レス) id: 4f23e7a07e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴木 | 作成日時：2019年5月13日 22時
