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同期の子の代わりに並ぶこと20分。
やっと戻ってきた彼女と場所を変わり、駅の喫煙所に着いた頃には昼休みはもうあと40分しかなかった
ﾒﾛ「30分前には会社に移動するとしてあと10分か、急がないとだな…ここにタバコとライターがある。
吸い方は分かるかい？」
渡されたそれらをまじまじと見つめるA
ライターの付け方は分かる。あとそれを使って咥えているタバコに火をつけなければいけないことも
知っているのに、ただ、そんな簡単なことが先程からどうにも上手くいかない
ﾒﾛ「ちがう、そうじゃない。吸いながら火をつけるんだ。そう、ゆっくりと、弱くだぞ？少しずつ…」
A「……ｯ、ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ！なに、これｯ」
吸えたはいいけど咳は止まらないし頭がクラクラする…それにすごく不味いわ！
苦しそうに咳き込み続けるA そんな彼女を周りの大人たちは皆懐かしい目で見ていた。
ﾒﾛ「あぁ、最初はそんなものさ。そのうち慣れる
いいかい？大切なのはゆっくり弱く、少しずつ息を吸うことだ。燃焼温度が高すぎると甘みが破壊されてしまうからな。それから(A「もう吸わない」なんだって？」
A「もう吸わないって言ったのよ。不味いし気分は悪いし、とにかく私には合わないのよ」
ｼﾞｭｯと軽い音がし、たっていたひとつの煙が消える
時計の針はちょうど真っ直ぐ下を指していてもう会社に戻らねばいけない時間だった。
ﾒﾛ「ﾑ、もうこんな時間か。仕方ない今日はこれでおしまいにしよう」
メローネは 君がそういうのならば止めるよ と言い私からタバコとライターを受け取ると綺麗なグリーンの瞳で私をじっと見つめた
A「な、なに？」
ﾒﾛ「会社に戻るんだろう？自販機のでいいなら水でも買ってやろうと思って」
A「…ありがとう」
お詫びのつもり…なのかしら？
変なことをしてきたり、仲間思いだったり、少し子供っぽかったり…まるで嵐みたいな振る舞いの人ね
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寝子 - そうだった…。この小説ﾀ ﾋネタなんだった…。油断してました。今まで読んだメローネ夢の中で最高の小説です。ありがとう。 (8月8日 22時) (
レス) @page48 id: e527a68e96 (このIDを非表示/違反報告)
えすめ(プロフ) - はじめまして！この作品を最後まで読ましてもらいました本当に有意義な時間を過ごせたような気がします。ありがとうございました (2023年3月13日 8時) (レス) @page48 id: b5181500a7 (このIDを非表示/違反報告)
ななちき - 初見です。これ見て泣いてしまった…素敵な夢小説を無料で見れてとても嬉しかったです。ありがとうございました。 (2022年8月13日 16時) (レス) @page49 id: b8d74a9374 (このIDを非表示/違反報告)
鈴木(プロフ) - 鳴々さん» はじめまして、こちらこそ最後まで読んでいただきとても嬉しいです！わざわざコメントまでありがとうございました。 (2020年10月5日 22時) (レス) id: 73a3f062ce (このIDを非表示/違反報告)
鳴々(プロフ) - 初めて夢小説を見て泣きました、素晴らしい作品をありがとうございます……。 (2020年9月28日 0時) (レス) id: 4f23e7a07e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴木 | 作成日時：2019年5月13日 22時
