Crazy you 1 ページ1
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「 この写真懐かしいな〜。ゆーくんどうしてるかな？ 」
祖父「 そうだなあ、もう社会人として働いてる年になるんじゃないか。」
年に一度、家族が全員集まるお正月にコタツで古いアルバムを開く。
「 こんな昔のアルバム何処から引っ張ってきたの？ 」
母「 年末に貴方の部屋掃除してたら出てきたのよ 」
「 え…！私の部屋勝手に入ったの？！ 」
母「 別に見られてまずい物なんて無いでしょ 」
逆に掃除してくれてありがとうくらい言えないの？なんてプリプリしてる。
まあ、たしかに。
祖父「 おじいちゃんは、Aちゃんが居なくなって毎日寂しいんだよ。実家に帰ってこやんか？ 」
「 おじいちゃん〜、、(泣) 」
母「 私から見たお父さんはいつもお友達と将棋打って寂しいの欠片もみないけど 」
「 え、おじいちゃん？ 」
涙も引っ込むよ。泣いてないけど。
祖父「 ……それとこれとは、話が別なんだよ 」
母「 それもこれも、話が同じなのよ。」
おばあちゃんが早くに亡くなって、家事能力の無いおじいちゃんをうちに入れたようで。
物心着いた時にはもうおじいちゃんがいるのは当たり前の生活だった。
「 おじいちゃん、お母さんにまた論破されてる(笑) 」
祖父「 たまには帰ってきてね 」
「 もー毎回それ言うけど、私が一人暮らししてるのここから2駅先なだけだし 」
母「 だって、何かあったら大変じゃない 」
心配性もいい所、過保護な家族が一人暮らしをようやく了承してくれたと思ったら物件指定。
母「 そういえば、涼くんとどうなのよ 」
夜ご飯の準備をするお母さんはリビングとダイニングを行ったり来たりしている。
「 どうもこうも、いつも通り？ 」
母「 逃げられないようにね〜 」
「 逃げるならこっちの方だけどね 」
高校から付き合ってる涼とはかれこれ５年の付き合いで仲良くやっている方だと思う。
祖父「 結婚式には顔を出せるように長生きしなければなあ、」
「 そうだねー！可愛いドレス着て結婚式して、赤ちゃんが生まれちゃったりして！ 」
５年も付き合えば、最初の時ほど好き好き言い合うことも無くなり、多少熱は冷めると思うけど、その分現実的な事は考えれたりしちゃう。
将来のことか、、、まだ大学生だけど。
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ちょりこ(プロフ) - うーーーわっ！！めちゃめちゃいいところで終わってますね！！続きが気になりますがゆっくりでいいので待ってます！！！ (5月3日 19時) (
レス) @page45 id: 08dc60e7e6 (このIDを非表示/違反報告)
sd07ky26(プロフ) - 毎回ワクワクドキドキしながら読んでいます！いつも更新されるのを楽しみに待っています！無理せず書いてください。by浮所担より (2023年4月24日 9時) (レス) @page44 id: 6f1a77b84f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rin
| 作成日時：2021年10月28日 0時
