#/3 shp side ページ3
俺は軽音部所属。まぁ、なにか部活はしたかったし…いいだろう、と思って軽音部
だが俺は間違っていた
ライバルのバンドの女がかなり面倒くさかった
「ショッピくーん！一緒にご飯食べよ！」
いつもいつもこれだ
「…Aさんと食べんねん、一緒には無理や」
前まではコネシマさんと、ゾムさんと、なんて言って断ろうとしたがあえなく失敗
だが、Aさんの名前を出した途端、その時のウザ絡みが無くなる
きっとAさんのことが嫌いだ
あんなにかっこよくて可愛い男を。なんで嫌うんだろ
俺にはわからない
だって容姿バッチリやん
「…Aさん」
『あ、ショッピ君。シッマとゾムももう来てるで、取りに行ってる』
「ほんまですか、俺も行こ」
食堂に付けば、先にAさん達が来ていた
もう取りに行っているらしい
ゾムさんはAさんの分と、自分の唐揚げ定食大盛り。えぐいな
俺何にしよ、生姜焼きでええか
…
『ショッピ君大丈夫なん？』
「なにがです？」
『…いや、ウザ絡みされてへんのかなって』
「Aさんの事出したらすぐ引っ込みますよ」
「A嫌われてるやん！」
「ウケんねんけどw」
と、コネシマさんとゾムさんが楽しそうに笑う
確かに面白い
でもまぁ、俺はその存在に助けられている
すぐに逃げられるから
…ふと、前を見れ食堂に入ってきたあのバンドがいた
夢原は俺を見つけるなり顔を明るくさせて、俺に近づいてくる
「あっ、コネシマさんもゾムさんもいる！
なんで言ってくんなかったのショッピ君！」
「…腹減ってたから」
「夢原、鬱先生が待ってんで？」
「えー、私みんなで食べたい！
ロボロさん、いいでしょ？」
「えっ、ええで！大先生！こっちや！」
…8人…なぁ。
地獄絵図やん、これ
Aさんの顔は不機嫌
いや、俺ら4人全員不機嫌
誰が先に抜けるのか賭けだ。
『俺戻るわ、弾いてくる』
「…帰っていいよ、残りの7人と話してるし！」
一番はAさんだった
夢原に嫌われてるから、消えて欲しい存在なんだろうけど…俺らは行って欲しくない
3人で顔を見合わせ同時に頷く
「俺もう食べたし戻るわ」
「俺も、話すこと特にないし」
「俺も戻りますね。帰りたいです」
急いでお盆を持って返し、食堂から出る
あぁ、怖かった。
「…逃げるのに必死とかおもろいな！」
コネシマさんが言った。
逃げてるんやないで
自衛っていうやつや
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 278人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
霊華 - いやでもこれ、鬱先生オチもええかも…(( (2019年7月24日 16時) (
レス) id: 71570f5291 (このIDを非表示/違反報告)
西園寺 さじ - 良い感じにドロドロし出しましたね！！！ハッピーエンドもええですけど、夢原ちゃんも夢主くんも、皆バッドエンドのドロドロも見たい……。いや、夢原ちゃん、もしくはツーマンのどっちかが暴走エンドもあり……？いやぁ、結末が楽しみです……！！頑張ってください！！ (2019年7月3日 23時) (レス) id: 8be9f99a12 (このIDを非表示/違反報告)
俺(プロフ) - ユキさん» あっ…ほんとだ、キーボード思っきし忘れてました…。どうしよ、でも教えてくれてありがとうございます！ハッピーに絶対行かせますぜぃ… (2019年7月2日 15時) (レス) id: f45de2f027 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - なんかハッピーになったらいいなーと思う今日この頃、夢主さんがギター、コネシマがボーカル、ショッピがベース、ゾムがドラムなので、まだキーボードの枠が余っているのではないですか？ハッピー行ってホスィ…。小説の更新楽しみにしてます。頑張ってください。 (2019年7月2日 14時) (レス) id: cc162aea76 (このIDを非表示/違反報告)
俺(プロフ) - akihiro kadotaさん» あっ…僕もう結婚してる形になってる…（ ）もうそんなこと言われると…！物凄く書くのが楽しくなりますわ…！！じゃんじゃか更新していきますんで！！！よろしくお願いします！ (2019年6月30日 12時) (レス) id: f45de2f027 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：俺 | 作成日時：2019年6月17日 3時
