【ヒプマイ】俺に飲ませろお前の血【男主】

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･ 二郎side



三郎があいつを家に呼んだから我慢出来なくなる

今は三郎とあいつがオセロをやってて、兄ちゃんは仕事をしている

…匂いが鼻につく

別に嫌な訳では無いけどほんとにやばいかもしれない
あ"ー…兄ちゃんも三郎も匂いなんてしねぇんだよな…

『あ、負けた
三郎君強いなあ』

「へへ、
…あっ、二郎！どこ行くんだよ！」

「ちょっとトイレ」

嘘をついて部屋から出る
あの甘い匂いはまだ鼻に残っている
兄ちゃんの方に行くか…

「兄ちゃん兄ちゃん」

「ん…なんだ二郎か。どうした？」

「…あいつ喰いたい、あいつの匂いで頭がグラグラすんだよ…」

「…二郎が大人になってからな」

頭を撫でられて話が終わった
大人って…2年はあるだろ…待てねぇ、

───…

夕方、俺は部屋に篭っていた
遊びたかったけどやっぱ無理だ、理性を抑えられる気がしない

すると扉が開いた
兄ちゃんか？なんて思ったが違う、あの匂いがした

『じろー、俺帰るから。
遊びたかったろ？三郎君ばっかと遊んで悪かった

また今度遊ぼうな』

そう言って頭を撫でればすぐに部屋から出ていき二人と話をして玄関から出ていった音がした

…なんだよあいつ、なんで俺に優しいんだよ

あん時は挑発したような笑みで言われて腹が立ったけど

今は優しすぎるあいつに腹が立つ

…早く大人になりてぇ。

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