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福富「A先輩、今日A定食にしたんですね!美味しいですよね煮物!」
B定食のフライを食べていた福富は、Aの芋を見つめながら話した。
A「うん!おばちゃんの作る煮物は世界一だよ!……でもB定食のフライも食べたいなぁ…」
福富「え?」
Aは福富の目をじっと見つめた。
A「だってしんべえくん、とっても美味しそうに食べるんだもの。即決でA定食にしたけど、しんべえくん見てたらちょっと後悔しちゃった…」
Aは福富をさらに見つめ、にこりと微笑んだ。
福富「えーそんな照れちゃう!」
A「照れることじゃないよ!しんべえくんの素の魅力なんだから!」
福富「うー…もう!先輩にフライ一切れあげます!」
A「いいの!?じゃあ僕も煮物あげる!交換こね!」
福富は素早く、Aのお皿にフライを置いた。
Aもすかさず、福富のお皿に煮物を置いた。
猪名寺「流石「喜車の天才」!あのしんべえからおかずを貰い受けるなんて!」
猪名寺は、嬉しそうに声をあげた。
A「そんな天才なんて…じゃあ乱太郎くんは「優しいの天才」だね!」
猪名寺「え?」
A「誰でも治療しちゃう保健委員で、気が使えて…友達想いで、先輩想いで…きっと君の優しさで、沢山の人が救われたと思うよ…だから「優しいの天才」!乱太郎くんにぴったりだよ。」
Aが嬉しそうに話すと、猪名寺は恥ずかしそうに顔を伏せた。
猪名寺「そんなぁー先輩ー!恥ずかしいです!」
A「僕、事実しか話してないよ?」
猪名寺「くぅぅうぅぅ!」
摂津「(俺は静かにしておこう…A先輩の誉め殺しは恥ずかしいし…)」
ラッキーデザート
ババロア
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作者名:屋 | 作成日時:2018年1月23日 19時