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A「孫兵くん、そんなに僕の顔変？ずっと見られている気がするんだけど…」
伊賀崎「あっ…いや、別に…」
A「孫兵くんの顔は整っているから、そんなに見つめられちゃうと…僕、照れちゃうな…」
Aの言葉に、伊賀崎は顔を伏せた。
Aも照れたまま顔を伏せた。
褒め上手なのだ、AAという男は。
伊賀崎「(すぐこれだ。嘘偽りないAの言葉は、いつも僕の心を乱していく。)」
Aは頬を赤く染めて、顔を上げ伊賀崎を見つめた。
伊賀崎「なっ…なに…」
A「………仕返し、照れさせてみたくなったんだ…」
Aの行動に、伊賀崎は驚いた。
伊賀崎「…かわいいよな。」
A「え…孫兵くんはかっこいいの方だと思う…」
伊賀崎「っ……Aの話さ。」
A「僕がかわいいって？……孫兵くんから、珍しい言葉を聞けたな…ちょっと複雑だけど…」
Aはちょっとはにかんで、本を読み始めた。
伊賀崎はゴロゴロと寝返りをした。
ラッキーデザート
ババロア
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作者名：屋 | 作成日時：2018年1月23日 19時
