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摂津が答える前に、学園長が現れた。
A「学園長!?どうしたんですか?そんなに息を切らして…」
Aは席を立ち、学園長に近寄り背中をさすった。
学園長「ごほっ、すまん…Aに話があってな…悪いが、これからすぐわしの離れに来て欲しいのじゃ。」
A「僕に話?……承知いたしました。では、図書室に本を返してから向かいます。」
学園長「うむ、よろしく頼む…」
Aは摂津に目線を向けた。
摂津「?………あっ…手甲鉤!」
A「正解!」
Aはパッと笑顔になった。
そっと摂津に近づいて、頭を撫でた。
A「すごいきり丸くん!」
摂津「へへっ!」
A「三人とも!悪いけど、勉強会は違う先輩に頼んでくれるかな?…きり丸くん、ごめんね。市はまた今度行こう。」
摂津「あっ……はい、わかりました…」
きり丸は残念そうに、肩をおとした。
A「…もし学園長の要件が終わって時間があったら、行こうか!
摂津「はっはい!」
A「…約束。」
Aは摂津の手を取り、自分の小指と摂津の小指を絡ませた。
摂津「っ……はいっ!」
Aはもう一度摂津の頭を撫でて、図書室へ向かった。
ラッキーデザート
ババロア
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作者名:屋 | 作成日時:2018年1月23日 19時