中原中也の服事情

あとがき ページ18

青です。

いつの間にか赤星になったりランキングが凄いことになったりと驚きました。

太宰治が死にたがった話は有名ですが中原中也は頑張って生きようとした、という話はあまり知られていないんじゃないかなあ、と思ってます。

これも人から聞いた話なので本当かどうかわかりませんがそうだとしたらいいなあという思いです。

いつの間にか特別な感情を抱いてしまった感じのお話が書きたかったのです。

いつの間にか好きになってる。
いつの間にか大切にしたいと思ってる。
いつの間にか嫌いになってる。
いつの間にか隣にいるのが当たり前になってる。


そういういつの間にかの話ってすごく時の流れを感じると思います。

そしてそれがある日突然なくなったら―――

その時人は初めてその人が存在していたということに気づくんだと思います。
なくしてから大切だったと気づくアレと同じような感覚でしょうか。

触れられるのにそこにいないかもしれない、と考えることがよくあります。
夢なんじゃないか、とかね。

シリアスな感じを目指しましたが如何でしたでしょうか。

少しでも皆様に何かを与えられたら幸福です。
次回作は｢驚きだぜ！｣の作品です。

太宰さんのお話もちまちま更新しようと思います。

今後ともよろしくお願いします。




青

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