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噂は噂でしょ?とか思っててもその噂を大好物としているのは我々女子高生なわけで。
どこへ行ってもこの話はついてまわった。
聞きたくなくても聞こえてくる嘘の話。
もしかしたら本当なのかもしれないけど、私はどうしても嘘にしたかった。
でもその小さな野望は見事に砕け散ることになる。
『もう終わりにしよう。』
「やだ………」
『こんなに噂になって続けるなんて無理だよ。』
「私は先生じゃなきゃやだ!!」
たまたま通った保健室から先生と久保七瀬の声が聞こえて
まるでその会話はこの噂が本当だと私に突きつけているようだった。
頭が真っ白になって、気付いたらその場から逃げるように走ってた。
何が悲しいのか、何が嫌で何から逃げているのか。
先生が久保七瀬にとられてしまいそうで悲しい?
先生が私から離れていくのが辛い?
私は先生のことが、好き…………?
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杏子(プロフ) - 美由希さん» 美由希さんご指摘ありがとうございます。 (2017年3月2日 22時) (レス) id: 211a017d12 (このIDを非表示/違反報告)
美由希(プロフ) - これは実在するグループ名、または団体を使った二次創作です。オリジナルフラグをお外し下さい。運営に削除されています。 (2017年3月2日 7時) (レス) id: c582e4328f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:杏子 | 作成日時:2017年2月25日 0時