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「先生、私志望校に受かったんです。」
『ほんとに!?おめでとう!!!』
「その顔が見たくて、頑張れました。」
先生が居たから、先生が褒めてくれたから、あんまり好きじゃなかった勉強を頑張ることが出来た。
先生が匿ってくれたから、母と再スタートをきることができた。
『好きだ。』
先生のおかげで、
「え………」
『今は先生の勝手な独り言だと思って聞いて。』
「……」
『これから始まる新しい生活の中で、君は色んな人と出会って、色んな楽しい思い出を作って、恋をする日がくるかもしれない____』
家を出て、先生と目も合わせなくなって、誰よりも近かったのに一番遠い存在になった。
寂しくて、辛くて、でもその分好きな気持ちは変わらないどころか大きくなって。
それはこれからも変わらないと思う。
『俺と一緒になることを選んだら、君は後悔するかもしれない。決して祝福されるべき関係じゃないからね。』
生徒と教師
今は許されない関係だけど、明日になったらそんな縛りは消える。
『これを聞いても、それでもいいって言うなら、明日またここに来てほしい。』
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杏子(プロフ) - 美由希さん» 美由希さんご指摘ありがとうございます。 (2017年3月2日 22時) (レス) id: 211a017d12 (このIDを非表示/違反報告)
美由希(プロフ) - これは実在するグループ名、または団体を使った二次創作です。オリジナルフラグをお外し下さい。運営に削除されています。 (2017年3月2日 7時) (レス) id: c582e4328f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:杏子 | 作成日時:2017年2月25日 0時