58話 ページ10
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キラウシ「三日やる…
3日以内に真犯人とやらをここへと連れてこい」
『了解。悪いね。融通きかせてくれて』
キラウシに軽く会釈してAは杉本と谷垣の元へと戻る
小熊の檻に入れられた谷垣に思わず笑いを堪えきれずに吹き出した
いや、ごめんってそんな顔で見ないで
谷垣「姉畑支遁と出会った夜に奴と話してたことがある
ヒグマにとても興味があると…そう言っていた」
杉本「それはやばいｯ!!!ヒグマに恋しちゃったら…
入れ墨ごと喰われちまうだろうがｯ!!!」
『それ以前にヒグマとウコチャヌㇷ゚コㇿさせてたまるか!!!
はっ倒してやる!!!』
かくしてA達は姉畑支遁を探す旅に出たのだ…!!!
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アシㇼパ「尾形が谷垣を守ってくれ」
尾形「…言っとくが、俺の助ける方法は選択肢が少ないぞ
Aを置いていけ。アイヌとも話が通じるし俺も少し用がある」
『はぁ!?』
アシㇼパ「…ふむ、いいだろう」
突然の事に変な声が出た
アシㇼパに置いていかないでと視線を送るも何故か無視
どうして！！いや、面倒くさそうな顔でこっちを見るなぁ！！
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尾形「俺を見張らせて鶴見中尉は何をするつもりだ？」
『そんなの駒の私が知るわけないでしょ…
少なくとも殺しはしないと思うけど…』
ぷいっとそっぽを向きながらキラウシから貰った木の実を齧る
うっま…なにこれ
尾形「殺しはしないねぇ…お前、本当に鶴見中尉に助けられたと思っているのか？」
その言葉に木の実を齧る腕が止まった
何を今更…たとえ駒だったとしてもあの時確かに彼に救われたんだ
軍に入れたのだってアイヌの皆に資金的援助が出来ているのだって全て鶴見中尉がいたから成せたこと
『うるさい…私はあの人に救われたんだ
恩を返すのにそれ以上はないでしょ
そんな事より谷垣を救う方法を考えなよ』
その言葉をさもどうでも良さそうに尾形は鼻で笑った
…いいんだ。愛されてないのは慣れてる
私はお前みたいに罪悪感の亡霊に取りつかれているわけじゃないから
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プスメラウィッチ(プロフ) - この小説は尾形百之助オチですか？出来れば尾形百之助オチでお願いします🙇 (2月7日 2時) (
レス) @page26 id: b10205217f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラト | 作成日時：2022年5月16日 17時
