１４ ページ15
▼
ありがとうとお礼を言おうと振り返るよりも先に、鉄朗が私を呼ぶ声
「理由なんかなくてもいつでも連絡してきなさいよ？
くだらない事でもいーし、また泣きたくなったり辛くなったら夜中でも電話でもメールでもいいから。
話し聞くぐらいしか出来ねーけど傍にいたいんだ、、」
気が付けば鉄朗の腕の中。
優しくもギュッと強く抱きしめられ
「好きだ」
そう一言、想いを告げ私の額に軽くキスを落とし「またな」と真っ赤な耳をしたまま背を向けて歩き出した鉄朗を見送った。
ベットに潜り目を閉じればついさっきの出来事を思い出し顔に熱が集まるのを感じた。
鉄朗の大きく骨ばった男らしい手の感触
抱きしめられた時の温もり
太一くんとは違った香水の匂い
額に触れた唇
初めて知った鉄朗の気持ち
思い出せば思い出すほど鼓動は早くなり、足をジタバタさせいくら気を紛らわしてもドキドキと心臓は煩く鳴り、１２月もすぐそこまで来てるというのに体が熱くなるのを感じた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 190人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おむらいす(プロフ) - 黒瀬さん» 嬉しすぎるコメントありがとうございます=͟͟͞͞♡かっこいいクロになれて良かったです！笑またいつでも遊びに来てください♡ (2022年10月9日 10時) (
レス) id: def19ab9bc (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬(プロフ) - 最高すぎてもうなんですかこれ……クロくんがもうかっこよくて、かっこよすぎて、しにそうでした。語彙力なくてごめんなさい。この作品に出会えたこと、本当に幸せです！おむらいす様に感謝！ (2022年10月8日 19時) (レス) @page48 id: 59e036be23 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：おむらいす | 作成日時：2022年4月5日 20時
