STORY60 ページ9
貴女「おにーちゃん!」
「迎えに来たよ、荷物もって帰ろ」
貴女「うん!」
リゼ「ウフフ...可愛いわね」
金木「内向的で学校でも本読んでて友達も殆どいなかった僕だけど、Aの迎えだけは毎日楽しみにしてた。」
貴女「今日晩御飯なんだろうね?」
金木「今日シチューだってさ」
貴女「えー、人参入ってないよねー?」
「じゃあ僕が代わりに食べてあげるよ。」
貴女「ほんと!?ありがとうお兄ちゃん!」
貴女「お兄ちゃん、お母さん帰ってこないね...。」
Aは時計を見てぼそっと呟く。
金木「お母さん朝から晩まで僕達の為に働いてるから、仕方ないよ。」
貴女「お母さん全然私に構ってくれないから、Aの事嫌いになったのかなぁ、...」
Aは泣きそうな顔になった。
金木「A、本読んであげるからおいで」
貴女「...うん」
リゼ「...どうしてこんな夜遅くまで子供を残して働いてるの?」
金木「その時叔母...母さんのお姉さんからお金の催促が頻繁にきてたんだ。うちも裕福とは言えなかったのに、叔母は母さんのとこにせびっては貰うの繰り返しだったんだ。」
金木「母さん...」
「研?Aは寝てる?」
金木「うん、また母さんに会いたいって泣き叫んでたけどなんとか寝かしつけた。」
「そう...あの子には寂しい思いさせちゃって...研もごめんね、Aの面倒任せっきりで」
金木「ううん母さん頑張ってくれてるからお兄ちゃんの僕が面倒みないと」
「...研、ありがとう」
金木「...それが僕と母さんの最後の会話だった。」
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ニア(プロフ) - iuekei08290606さん» いいですね!アオギリのメンツとかもやってかいてみます! (2018年2月12日 18時) (レス) id: cc316e95e6 (このIDを非表示/違反報告)
iuekei08290606(プロフ) - ニアさん有りがちなネタ何ですけどヒロインが何故か幼児化してしまいあんていくの皆さんは、驚き困惑するがヒロインの可愛らしさにキュンとしそして小さくなったヒロインと誰かがキスしたら元に元に戻ると言う在り来たりなネタ (2018年2月12日 18時) (レス) id: 16b81ad2b3 (このIDを非表示/違反報告)
ニア(プロフ) - iuekei08290606さん» いえいえ!こちらこそリクエストありがとうございます!この調子で更新頑張るんでよろしくお願いしますm(_ _)m (2018年2月11日 17時) (レス) id: cc316e95e6 (このIDを非表示/違反報告)
iuekei08290606(プロフ) - キャァァァァ!!ありがとうございます!ニアさん最高です! (2018年2月11日 17時) (レス) id: ee3306a53d (このIDを非表示/違反報告)
ニア(プロフ) - iuekei08290606さん» こんばんは!ニアです。そのアイディア面白そうですね笑ぜひ書いてみます! (2018年2月10日 23時) (レス) id: cc316e95e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ニア | 作成日時:2018年2月1日 13時