私はなんにも知りません。 ページ6
街へ出て
取り敢えず日記とペンを買って
服を買って家を買いました
しかも家具付き
「…………へー、これ良いかも。」
「何見てるんです？ご主人様。」
「本。」
「………成る程、自 殺の本ですか。」
「タイトルや表紙も見せてないのによくわかったね。」
「まあ私凄いですから!!!」ﾄﾞﾔｯ
「自分で言うかい？それ。」
ソファで見る本ほど面白いものはないね〜
え？ソファで見る用な内容じゃないでしょ絶対って？
………良いんだよ、明日にはどうせ忘れるんだ
いらない知識ほど必要と思うモノはないよ？
自 殺の本をずっと見ているとキョウキがやって来た
どうやら構って欲しいようだ
………………悪魔らしくないねー。
「わんっ………」ｶﾌﾟｶﾌﾟ
「あ、声出てた？
フフフ………悪かったね。
だから腕を甘咬みするのは止めてくれないかな？」
「わぅう"……？」
「え？首？やだよ、跡つく。」
「ソイツは跡つけたいんでしょう？
多分自分のものだから自分以外触んなって言ってるんですよご主人様。」
「ううん………………それは無理かなあ。」
「わお"ん"………………グルルルル」
「はあああ？？？？
それは此方の台詞よ。」
………エイカとキョウキが喧嘩してるなあ
……君達仲が良いんだか悪いんだか
いや普通じゃない同士だし仲良いよね、多分
キョウカ(…………はあ、幸福の便りというものは、待っている時には決して来ないものだ……………ねえ。
…………確かに今幸福の便りと言うより不仲の便りが飛び回ってるし待ってたら二人の喧嘩も終わらないか………………………)
「二人とも喧嘩するなら追い出すよ？
それか契約破棄かな？？？」
「「それは嫌ですッ!!!!!!!!!!!!/わおーーーーん！！！！！！！」」
やっぱりこの二人仲良いでしょ、絶対。
まあ私はなんにも知りません。
以上です
……………お腹減ったなあ……………………………………
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作者名：かぐチャーハン | 作成日時：2022年12月14日 20時
