ポッキーゲーム ページ15
『なんだねそれは』
「ポッキーだヨ」
目の前にはポッキーの箱を私の顔の前で揺らす逆先
貴重な放課後に呼び出されたと思ったらこれだよ
私は察した
「ポッキーゲームしヨ」
『逃げるべし』
「逃がさないヨ」
必死に逃げ回ってゲー研のドアを開けようとするも何故か鍵が掛かっている
(どうなってんの!?)
「ほラ、観念しなヨ」
いつの間にかドアの隣の壁と逆先に挟まれてしまった私
oh……オワタ
両手はしっかりと壁につかれている
逃げ場がない
『ハイハイ分かったから 観念しますから』
「やったァ♪」
(可愛いかよ)
『そもそも今日 ポッキーの日じゃないよね?』
「時系列なんて気にしてたラ、人生楽しめないよ」
メタ……
『じゃあ私、チョコ好きだからこっちね』
パクリとポッキーのチョコの部分を咥える
ふっ、私がそう簡単にキスされると思うなよ……奥の手があるんだぞ……
「ア、ちなみに言っておくけド、始まった瞬間に折るとか無しだからネ」
『…………』
\私の希望は打ち砕かれた/
さすがだなお前、
ホント抜け目ないよな このクソ変態理系ミステリアスイケボイケメン
誉めてないです
「じゃア、しよっカ」
そういってポッキーの端をパクリと咥える
瞼を閉じる この距離でもかなり近いのに直視してたら本気で死ぬ
サクサクと音を立てて焦らすようにゆっくりと食べ進められるポッキー
次第に肩に手が置かれてそろそろなんだと気付く
そして
「ン、」
最後の一口を食べるとき軽く私の唇に触れる逆先
あまりにも早く終わってしまったそれに私は期待していた自分を殴りたくなった
「美味しかっタ♪……その顔、もっとされたいのかナ?」
頬を赤らめて舌なめずりをする逆先
そんな顔に自身の顔もボッと音を立てるように赤くなるのを感じる
「Aちゃンって何気にボクのこと大好きだよネ」
そういって優しくキスを落とされる
確かにそれには自覚がある
というかコイツが私を惚れさすような事をしているだけだ
『うるさい』
「否定はしないんダ♪」
『ウザい……』
逆先の肩をポカポカ殴る 何故か力が入らなかった
「フフ、全然力入ってないヨ♪」
『はぁ、』
コイツの方が 未だ私の一歩上だと思い知らされる
(もう一生ポッキーゲームしてやんねぇ……)
そう深く心に刻んだ
*
たまには純愛を書かなければ!(使命感)
終わり方微妙ですねごめんなさい!
52人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「あんスタ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
蓮城桜 - 夢主ちゃんが近道の路地裏に行ったら不良に襲われそうになったところを夏目くんが助けるっていうシチュエーションでお願いします!こちらもできれば最後甘くしてほしい(ボソッ (2017年10月1日 22時) (レス) id: bfea0b4b67 (このIDを非表示/違反報告)
蓮城桜 - 夏目くんが風邪を引いた夢主ちゃんを看病するっていうシチュエーションでお願いします!…少し甘めにしてほしい(ボソッ (2017年10月1日 21時) (レス) id: bfea0b4b67 (このIDを非表示/違反報告)
plum(プロフ) - ゆかりんごで飴さん» リクエストありがとうございます!!まっかせてください! (2017年8月17日 21時) (レス) id: 78b8758350 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかりんごで飴 - 温泉旅行でリクお願いします!できれば少し夏目くんのSなところが見たいです (2017年8月16日 18時) (レス) id: 65f1228438 (このIDを非表示/違反報告)
plum(プロフ) - ゆかりんご飴さん» コメントどうもです!何でも書くんでどうぞお願いしますね! (2017年8月13日 19時) (レス) id: 78b8758350 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:plum | 作成日時:2017年7月13日 11時