障がい者で元バレーの選手で鷲匠監督の孫です。

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天童目線

　朝早くに目がさめたので体育館に行った。

　さすがにこの時間は誰も来ていないだろうと思った。

　体育館に行くとすでにネットもはってあってタオル、ドリンクも準備が出来ていた。

　すると俺の方にボールが飛んできた、危な！セーフギリギリあたらなかった−

私「覚！ごめん！大丈夫だった？」

　大丈夫だけど、なにしてたの？

天「あたってないから大丈夫だよー」

私「よかった！」

天「それより何してたの？時間まだ早いけど、」

私「久しぶりにバレーしたくなってサーブうってた」

天「俺、Aのサーブ見てみたい！」

　強いのかな？鍛冶くんに教えてもらってたんだよね？

私「いいよー、じゃあ、行くね〜」

　そう言うとAはボールを投げ助走をした。え、フローターとかじゃないの？

　そしてAはボールを打った。つ、強い、若利クンよりも強いよ…

私「どうだったー？」

天「すごいね…若利クンより強いよ」

私「５才からジャンプサーブやって自分の武器にしてきたからねー」

天「鍛冶くんに教えてもらってたの？」

私「うん、毎日ジャンプサーブ100本練習の後に打ってた」

天「ヤバ！」

私「そろそろ皆来る頃かな片づけないと」

天「手伝うよー」

私「ありがとー」

　話している間に若利クンがきて次々と来て皆そろった。

　俺達は走りに行かされた。

　帰ってきたらAにドリンクを貰えると思ったら頑張れる！

　よし！後ちょっとだし頑張ろ！

　走り終わった−若利クン相変わらず早かったな、工は若利クンについて行こうと必死だったなww

私「お疲れ様、はい、ドリンク」

天「ありがと」

　なんかA元気ない？

　Aは他の部員にドリンクを渡しに行った。なんか作り笑顔に見える。

　多分他の部員は作り笑顔をしている事に気がついていない。

天「A？大丈夫？」

私「大丈夫だよ！」

　また作り笑顔だ。俺には無理に笑わないでよ。作り笑顔される方がつらいよ…

鷲「…A帰っていいぞ、放課後来れそうだったらこい」

私「でも…皆に迷惑かけちゃう、」

鷲「最近会ったのか？」

　誰の事言ってるの鍛冶くん？

私「会ったよ…元気そうだった」

　皆なんの事か分からないって顔してる。

鷲「そうか、Aはよく頑張ってるよ、落ちついたら部活にこい」

私「ごめん、放課後には落ちつくように、気持ち切り替える」

　Aは皆に謝って行った。

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