病みゲーム48 ページ3
……誰?
警戒心を張りながら、ドアの方を見つめる。
緑間くんはさっき出掛けたばかりだし、だからといって、他の人とには知らせてないって……言っていたよね?
『っ……………』
高「Aちゃん、いる?」
扉の向こうから聞こえた声は……
『高尾さん……?』
頭が真っ白になりながら、ポツリと呟いた。
高「あっ、やっぱりいた」
『たっ……高尾さんは、どおして此処に……』
口元が揺れて、途切れてしまった。
高「緑間に頼まれてな。話の内容は大間かだけど知ってるよ」
『緑間くんが……?』
話したってこと?
でも、そっか…
高尾さんは、緑間くんの相棒てき存在だもんね。
高「この扉、開けてもらっていい?」
そう言われると、直ぐ様ドアのぶに手をかけた。
【_______いいか、絶対に誰が来ても開けるな!】
空白の頭に囁かれた。
それは、出ていく時に言われた、緑間くんの言葉。
その瞬間、開けようとしていた手を止める。
もし、緑間くんが高尾さんに頼んだのなら、なんで出ていくときそんなことを言ったのだろう?
不安感が漂う。
それに、ミーティングの時間なんだから、高尾さんが此処にいるのは、
______不自然だ………………
『っ…………』
高「Aちゃん?どうしたの?」
いつまで経っても開かない事に、高尾さんも困惑しているようだ。
……でも………でも
『高尾さんは…、どうして此処に?』
高「ん?何言ってるの?緑間から頼まれたに……『そんなはずないです!』………」
『そんなはず……ないんですよ……』
しばらくの沈黙は、私の心臓を高鳴らせる。
『…高尾……さん……』
高「クッ……ハハハッ……もう、ダメだ。ククククッ…ハハハハハッ………」
甲高い声を響かせながら笑っている。
『っ!………』
高「ハハッ……いやーまさかバレちゃうとは思わなかったわー」
今だ声をふらつかせながら、高尾さんは言う。
高「フッ…でも、満更天然ちゃんって、訳でもないみたいだね?どう、自分が愛されてるっていう実感の感想は?」
『っ……何を言って……』
高「あれ、まだ見てみぬ振りをするの?あれだけ皆に、ヤられてるのに…」
『!?……………』
高「あぁ〜、それとも。もう一人に絞って、好きな人いる、とか?」
『いい加減にしてください!!』
耐えきれずに、怒声をあげた。
どうして、そんな言い方をされなくてはいけないのか…
高「じゃー最後に、俺と良い夢見ようよ
___なぁ?」
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るみかん(プロフ) - めちゃくちゃいいです!更新頑張って下さい! (2015年7月9日 18時) (レス) id: 0c2ece788f (このIDを非表示/違反報告)
プリンちゃん - 今まで読んだヤンデレ小説の中で、 一番おもしろいです!! これからも再新頑張って下さい。 応援しています。 (2015年5月18日 0時) (レス) id: 3d38f816ce (このIDを非表示/違反報告)
ふわふわ。(プロフ) - 5648>>病みつきゲームの1を見てすごくよくてあっとゆーまに読んでしまいました…(*ノωノ)2もこれから読んで楽しみます!ヤンデレ最高です☆頑張って下さい!! (2015年5月10日 23時) (レス) id: a5eb35bf7f (このIDを非表示/違反報告)
みやはら - 更新頑張ってください( ̄^ ̄)ゞ待ってます! (2015年2月10日 0時) (レス) id: eea8b52709 (このIDを非表示/違反報告)
5648(プロフ) - 華威李(^ω^=^ω^)さん» コメントありがとうございます*これからも、応援よろしくお願いいたします! (2015年1月28日 16時) (レス) id: d69dc2f124 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:茜 | 作成日時:2014年9月15日 12時