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「志麻子ちゃんもいれてぇー?」
「来るな変態」
志麻さんが裏声で寄ってきた。いい感じにきしょくて好きです。
「こらまーしぃ帰るよー」
「けどそれじゃあ女子ときた意味ないやんけ〜 ……坂田むさ苦しいわ!」
凄い形相でくっついてる坂田さんを引っ剥がす志麻さん。美香の目をそっと覆ったけど遅かった。そんなにやけないで。
「ごめんAちゃんたち、まーしぃがこんなんなっちゃったから遊んでくれん?」
「あはは、仕方ない、遊んでしんぜよう」
「え、くろちゃんなの?別にええけどさ……」
「おいてめえ遊んでやらねぇぞ」
今なら特典でAちゃんがついてくるぞ!と腕を引っ張られた。途端に輝く志麻さんの顔。
「遊ぶ!!!」
「わしとの差はなんなの」
「……胸?」
「どこ見てんだぶっころすぞてめぇ」
「あ
志麻さんがわたるの手により海に沈まされていた。
「で、何して遊ぶの?」
「……ビーチボール、とか?」
「うっわあ定番やなセンラ」
笑顔で否定しながらも「じゃあレンタルしてくるわ」と売店に歩いていった志麻さん。なんかこういうの率先してできるの素晴らしいと思います。
「……ねねA」
ちょん、と美香にお腹をつつかれた。
「なんだい美香くん太ってると言いたいのかい」
「いや、違うんだけど」
割と真顔。こいつが素で真面目なのは珍しいからきちんと聞く。
「ここ」
さらりとわたしの胸を撫でられる。君よりは無いよねごめんね。
「ん?どうしたんだい自慢かい」
「そうじゃなくて!」
見て、と指さされる。そこはパーカーで隠されているけど、さっきわたるにつけられたキスマが。
それが今は服が濡れて透けてしまい、見えてしまっている。
「な、にこれやば」
「お熱いことで〜」
「うるさいわ」
手で隠しながらそっぽをむく。さっきまで真面目だったのは今ふざける為かよもういやだ!!
「ん、Aちゃんどうしたん〜?」
「わっああセンラさん今は来ないでください……!」
恥ずかしすぎて少し強引に突っぱねると「Aちゃんに嫌われた……」と泣き顔で去っていった。
あああああごめんなさいとても好きです今は恥ずかしいのです……!!
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絵怜音(プロフ) - 亀さんさん» コメントありがとうございます!お、たすくさん!亀さんになってもよろしくです!リクエストありがとうございました!楽しく書かせて頂きました! (2020年3月20日 12時) (レス) id: d5db198697 (このIDを非表示/違反報告)
亀さん - あ。間違えた。お久しぶりです!!!もと翼。ーたすくーです! (2020年3月20日 12時) (レス) id: 1af3b4280f (このIDを非表示/違反報告)
亀さん - え。死んだ。リクエスト書いてくださってる……! (2020年3月20日 11時) (レス) id: 99a2eebfea (このIDを非表示/違反報告)
絵怜音(プロフ) - 彩華 ぴあのさん» コメント&リクエストありがとうございます!ナンパの人、懐かしいですよねw笑って頂けて嬉しいです。リクエスト了解致しました!ぜひ書かせて頂きます! (2020年3月20日 8時) (レス) id: d5db198697 (このIDを非表示/違反報告)
彩華 ぴあの(プロフ) - ナンパの人ので吹きました(笑)超懐かしい……もうあったらすみません。リクエストで女の子の日のエピソードを……お願い出来ませんか? (2020年3月19日 22時) (レス) id: 4d63d0190f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:絵怜音 | 作成日時:2020年2月7日 22時