Shadow Raito Story ～影と光の物語～ (ページ7)

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#7 ページ7

《ハヤテ達の家》

シフォン「…名前……聞いてなかったです
よね？」
ハヤテ「…そう言えばそうだね。」
私「わ、私……名前ないの……
捨て子だから……」
ハヤテ/シフォン「えぇぇぇ⁉⁉」
私「わわっ、そんなに驚く？」
ハヤテ/シフォン「初めて知った……」
私「だ、だって……てっきり知ってたのかと…」
シフォン「私達は、まだ見習いなんですよ。
まだそこまで見れないんです」
私「そうなんだ……」
ハヤテ「…じゃあこれからはAって呼ぶね
よろしく！A！」
私「ちょ、ちょっと待って！なんで⁉」
ハヤテ「決まってるじゃないか。
なんとなくだ！」
シフォン「ごめんなさい。ハヤテはこう言う性格なんです。
私「………………rがとう」
ハヤテ/シフォン「えっ」
私「……ありがとう。嬉しい……」
シフォン「だ、大丈夫ですか？」

なんでだろ……なんで私は泣いてるの？

……名前をつけてもらったから？

いや、多分、きっと………

私「……ごめんね。多分、初めてなんだ。」
シフォン「…………」
ハヤテ「何が？」
私「……誰かに名前を呼んでもらえたり、
心配してもらうのって………」
ハヤテ「…なんだ………そう言うことか……」
シフォン「…ちょっと焦りました。」
ハヤテ「…大丈夫！もう僕らは友達だから。
…………たぶん…初めてでしょ？
友達！」
私「……うん！」

………嬉しい。
ともだち……友達…

シフォン「…えーっと、ほのぼのしてるところ
ちょっといいですか？」
ハヤテ「…なんだよ。いい所なのに………」
シフォン「…………A。
あなたの『目』についてお話
させてください。」

∑(ﾟДﾟ)
…すっかり忘れてたなんて言えない………